USCPAを目指すか悩んでいる人「USCPAを目指そうかと思うんだが、USCPAって、実際どのくらい難しいんだろう?ほかの資格と比較して難易度・勉強時間などが知りたい」
この記事ではこういった疑問に答えます。
先に結論
USCPAの難易度は公認会計士や税理士よりはかなり低く、中小企業診断士と同程度。
しかし。就職・転職の際には公認会計士と同程度に評価される資格。
USCPA試験におすすめの予備校はアビタス一択!
アビタスへのリンクは以下(まずは、最大5万円の割引券がついている資料請求がおすすめ!)
なお、USCPA試験向けの予備校は以下の記事で詳細にまとめていますので、もしよろしければこちらの記事も参考にしてください。
USCPAの勉強を始めようと思っている方、USCPA向けの予備校選びに迷っている方向け。内容⇒USCPAの概要、メリット、予備校、予備校比較ランキングetc。この記事を読めば、おすすめのUSCPA予備校やUSCPAの難易度、合格までの勉強時間、受験方法などがわかります。
この記事を読んだら
USCPAの難易度・合格までに必要な勉強時間がわかります。
USCPA取得におすすめの予備校がわかります。
目次
USCPAの難易度ランキング①USCPAの資格制度
先に結論
USCPAとは米国公認会計士のことで、資格保有者は外資の金融系企業などに勤め年収水準が高い。
日本の公認会計士試験と比べ難易度は低く、合格率は約45%と高い。
どういう資格?
USCPAとは米国公認会計士協会が認めた米国(US)の公認会計士(CPA=Certified Public Accountant)。
この資格の保有者は監査法人や外資の金融系企業などに勤めることが多く、20代や30代で年収1,000万円を超えることもあります。
日本の公認会計士との違いは色々ありますが、①米国の会計基準を覚える必要がある、②試験が英語で出題される、この2点が代表的な違いです。
ですので、この資格を取得すると①アメリカの会計基準についての専門知識を有していることが証明され、②英語にも明るいことが証明されます。そのため外資系企業などで重宝されます。
受験資格
USCPAは全米統一の試験ですが、受験資格は出願先の州により異なります。
州によっては受験条件を満たしていなくても受験可能なグアム州や、比較的少ない15単位の取得で受験資格を得られるアラスカ州など特徴があります。
また、受験のための要件には学位要件と単位要件があります。
〇学位要件
4年制大学の卒業を要件とするもの。学位要件を求めない州もある。
〇単位要件
大学での「会計単位」や「ビジネス単位」の取得にかかる要件。日本の大学では足りないことが多いが、予備校で取得できる。
こういった諸条件がありますが、予備校に入れば誰でも条件は満たすことができます。予備校に入っても条件を満たせない方というのはいないので安心してください。
また、どの州に出願するかは、予備校で自分の要件の充足の状況などから相談して決めるので問題ないです。ほとんどの方がそうしています。
科目・受験方法
USCPAの受験科目は以下の4つです。
FAR・・・財務会計
BEC・・・経営学
REG・・・諸法規
AUD・・・監査及び諸手続き
また、受験はコンピュータを用いてモニターに表示される問題に答える形式で実施されます。問題は選択問題と記述問題の両方が出題されます。
受験地は出願州と異なってもOKです。また日本受験(東京、大阪の会場での受験)も可能です。
勉強時間・難易度
USCPAの試験に合格するための勉強時間は1,000~1,500時間と言われています。
日本の公認会計士試験は合格までに3,000~5,000時間の勉強時間が必要と言われているので、USCPAは日本の公認会計士と比べると難易度はかなり低いです。
しかし、後述しますが、USCPAを取得した場合、公認会計士と同様の企業に就職・転職可能ですのでかなり得な資格だと思います。
合格率
合格率は毎年約45%ほどです。
日本の公認会計士試験は例年10%ほどですので、合格率の面から見てもUSCPAは公認会計士試験よりかなり取りやすい資格だと思います。
USCPAの難易度ランキング②資格難易度ランキング
先に結論
USCPAの難易度は公認会計士や税理士よりはかなり低く、中小企業診断士と同程度。
しかし。就職・転職の際には公認会計士と同程度に評価される資格。
USCPAの難易度ですが、他の資格と比較した方が分かりやすいと思いますので、資格難易度ランキングを紹介します。
※この偏差値は当サイト独自の調査によるものです。偏差値は調査の度に変動する可能性があります。
資格 | 偏差値 | 合格までの平均勉強期間 |
---|---|---|
司法試験 | 75 | 3~5年 |
国家公務員総合職 | 74 | 1~1.5年 |
公認会計士 | 74 | 2~3年 |
税理士 | 74 | 3~5年 |
弁理士 | 73 | 2~3年 |
司法書士 | 72 | 1~3年 |
不動産鑑定士 | 68 | 1.5~2年 |
中小企業診断士 | 64 | 1~1.5年 |
USCPA | 64 | 1~1.5年 |
日商簿記1級 | 64 | 0.5~1.5年 |
一級建築士 | 63 | 0.5~1.5年 |
社労士 | 62 | 0.5~1.5年 |
電気主任技術者(電験1種) | 61 | 0.5~1.5年 |
気象予報士 | 61 | 0.5~1.5年 |
行政書士 | 60 | 0.5~1年 |
FP1級 | 58 | 0.5~1年 |
保育士 | 57 | 1~2か月 |
宅建士 | 56 | 4~8か月 |
日商簿記2級 | 56 | 4~8か月 |
日商簿記3級 | 45 | 1~2か月 |
USCPAは公認会計士や税理士と比べるとかなり難易度は低く、中小企業診断士と同程度の難易度です。
しかし、就職・転職の際には公認会計士と同程度に評価され、その希少性から高収入の仕事に就きやすいという特徴があります。
USCPAの難易度ランキング③勉強時間
先に結論
USCPA合格までに必要な勉強時間は平均で1000~1500時間。
さあ、とうとうUSCPA合格のための勉強時間です。ズバリUSCPA合格までの勉強時間は、過去の合格者の声から平均して、1000~1500時間です。
これだけ聞くとピンと来ないかもしれませんので、他の資格の平均的な勉強時間を記載します。
各資格の合格までの勉強時間は以下です。
簿記3級 50時間
簿記2級 200時間
公認会計士 3000~5000時間
税理士 3000~5000時間
社会保険労務士 1000~1500時間
気象予報士 1000~1500時間
USCPA 1000~1500時間
中小企業診断士 1000~1200時間
司法書士 2000~3000時間
弁護士 6000~8000時間
東大合格 6000~8000時間
こう見てみると、USCPAの1000~1500時間は短く感じませんか?上記のような難関資格と比べたらそりゃ短く感じるよと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、USCPAは公認会計士等の難関資格と同様にとても価値があり、就職・転職の際にとても有利になる資格です。
USCPAの難易度ランキング④おすすめの予備校
先に結論
本気で合格したいなら、合格実績・資格取得までのサポートが充実しているアビタス一択!
この章ではUSCPA合格におすすめの予備校をランキング形式で紹介します。
なお、USCPA試験向けの予備校は以下の記事で詳細にまとめていますので、もしよろしければ参考にしてください。
USCPAの勉強を始めようと思っている方、USCPA向けの予備校選びに迷っている方向け。内容⇒USCPAの概要、メリット、予備校、予備校比較ランキングetc。この記事を読めば、おすすめのUSCPA予備校やUSCPAの難易度、合格までの勉強時間、受験方法などがわかります。
おすすめ第1位 アビタス
講座費用 |
ライトパック:605,300円 |
単位取得費用 | 講座費用に含まれている。 |
校舎の数 | 2校(新宿、梅田) |
教材 | ☆☆☆☆☆ |
受講可能期間 | 5年 |
おすすめ度1位はアビタスです。正直、本気でUSCPA目指すなら予備校はアビタス一択です。その理由を以下で解説します。
合格実績
アビタスは累計で5,000人を超える合格者を輩出しており、毎年合格者の半分以上はアビタス在籍者です。
アビタスはUSCPAの予備校の中で圧倒的な実績を持っており、実績では他の予備校と比較にならないほど優位です。
トータルの費用
上記の料金比較表に書いた通り、単位を54単位取ろうとした時、トータルでかかる費用がアビタスは予備校の中で最も安いです。
取得単位数は出願する州によって異なりますが、アラスカ州なら15単位、それ以外のほとんどの州は最低48単位の取得が求められます(その分アラスカ州は資格取得のための実務経験のハードルが高いです)。
ちなみに15単位の取得の場合でも、アビタス605,300円、TAC622,000円、プロアクティブ560,000円と他の予備校と大差はありません。
また、他の予備校の場合、単位取得試験を受けるたびに追加で料金を支払う必要がありますが、アビタスは最初からすべて受講料に含まれているので安心できると思います。
資格取得まで一貫したサポート
アビタスは一度受講料を払えば受講可能期間は5年間と長いです。
この5年間の間なら、講義は何度でも受けられますし、講師への質問、資格取得までの単位取得や出願週についての相談も何度でもできます。
また、USCPAは試験合格後の資格登録の手続きがすべて英語ですし、ややこしいですが、アビタスなら1万円ですべてサポートしてくれます。
資格取得までのサポート体制が最も充実している予備校もアビタスです。
質の高い教材
Abitusの教材は、「スモールユニット方式」という方針で作成されています。
これは1つのトピックを20分に区切り、10分をインプット(講義)、もう10分をアウトプット(問題集)に充てる方式です。
この方式によりインプットとアウトプットが細かく繰り返されることで効率のいい学習ができます。
また全てのユニットがユニット番号でトピックに紐づけられているので、学習しているトピックに関連するトピックの講義や問題をすぐに参照することができます。
アビタスの教材は効率的かつ効果的に学習を進めるための工夫がたくさん施されています。
アビタスへのリンクは以下(まずは、最大5万円の割引券がついている資料請求がおすすめ!)
おすすめ第2位 TAC
講座費用 |
通信:525,000円 |
単位取得費用 |
3単位ごとに18,000円 |
校舎の数 | 全国に27校+提携校 |
教材 | ☆☆☆☆☆ |
受講可能期間 | 2年 |
合格実績
TACはUSCPAだけでなく、公認会計士や税理士など会計系の資格について、圧倒的な合格実績を持っています。
TACは教材の作成にも力を入れており、市販の会計士・税理士・簿記資格の教材のほとんどはTAC出版のものです。
TACの教材の質、講義の質は疑う余地のないものと考えていいと思います。
トータルの費用
TACは費用は少し高めです。
単位取得についても、受講料プラス3単位ごとに18,000円かかります。
教材
TACのUSCPA講座はBeckerという教材をベースに作成されています。
このBeckerという教材は本場アメリカで成績優秀者の9割が使用している教材であり、教材の質はとても高いです。
また、教材は英語だけでなくしっかり日本語訳もついているので、英語初心者の方にも理解しやすいです。
単位取得サポート
TACの唯一の欠点は単位取得のために、東京か大阪の会場での受験が必要になるという点です。
単位は最低でも15単位取得する櫃夜があるので、地方在住者にとっては交通費や移動時間が負担になると思います。
ただ、この受験会場はピアソンVUE公認テストセンターという会場で、ここでは本試験と同様のコンピュータ受験を行われます。そのため、本番の受験を事前に経験しておくことができます。
ですので、首都圏にお住いの方にとっては、東京・大阪でしか単位取得できないという点はむしろメリットになるかもしれません。
おすすめ第3位 プロアクティブ
講座費用 |
通学・通信:395,000円 |
単位取得費用 |
3単位ごとに33,000円 |
校舎の数 | 1校(虎ノ門) |
教材 | ☆☆☆ |
受講可能期間 | 5年 |
合格実績
プロアクティブは合格実績では他の2校に比べると見劣りします。
その分、価格がリーズナブルであることがプロアクティブの魅力です。
トータルの費用
プロアクティブのメリットは料金がリーズナブルであることです。
他の予備校は講座費用だけで50万円以上かかるところ、プロアクティブは30万円台です。
ただ、資格取得には3単位ごとに33,000円追加で費用が掛かるので注意が必要です。
トータルでの費用については上記の料金比較表をご参照ください。
資格取得までのサポート
プロアクティブは一度受講料を払えば受講可能期間は5年間と長いです。
5年間の間なら学習や受験のための手続きのサポートも受けられます。
また、単位も自宅のPC受験で取得することができます。
また、追加費用30,000円が必要ですが、試験合格後の資格取得手続きのサポートも受けることができます。
資格取得までのサポートは充実しているといえます。
教材
プロアクティブの教材は全て英語で書かれており、日本語訳が付いていないものもあります。
ですので、英語が苦手な方にとっては少し学習がしずらいかと思います。
ただ、本試験も全て英語で出題されるので、それに慣れておくことはできると思います。
USCPAの難易度ランキング⑤まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事で書いたことをまとめると以下のようになります。
結論
USCPAの難易度は公認会計士や税理士よりはかなり低く、中小企業診断士と同程度。
しかし。就職・転職の際には公認会計士と同程度に評価される資格。
おすすめの予備校は合格実績・資格取得までのサポートが充実しているアビタス一択!
アビタスへのリンクは以下(まずは、最大5万円の割引券がついている資料請求がおすすめ!)
なお、USCPA試験向けの予備校は以下の記事で詳細にまとめていますので、もしよろしければ参考にしてください。
USCPAの勉強を始めようと思っている方、USCPA向けの予備校選びに迷っている方向け。内容⇒USCPAの概要、メリット、予備校、予備校比較ランキングetc。この記事を読めば、おすすめのUSCPA予備校やUSCPAの難易度、合格までの勉強時間、受験方法などがわかります。