5大公認会計士予備校を徹底比較【おすすめは1校のみです】

公認会計士試験を目指すか悩んでいる人「公認会計士を目指すために予備校に入ろうと思う。でも、予備校はいっぱいあるみたいだけど、どこが一番いいんだろう。それぞれどんな特徴があるんだろう。」

この記事ではこういった疑問に答えます。

 

先に結論

おすすめの予備校はCPA会計学院。理由は①合格者が圧倒的に多いから②講師への質問が最もしやすいから。

通信コースの対応が最も充実しているのもCPA会計学院。

CPA会計学院へのリンクは以下(割引クーポンや無料授業体験がついてくるので、まずは資料請求がおすすめです)。

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この記事を読んだら

公認会計士試験向けの予備校の概要が分かります

行員会計士試験向けの予備校全5校の比較ができます。

この記事の信頼性

この記事の筆者は、2年の勉強期間で公認会計士試験に合格しています。

公認会計士試験の概要

先に結論

公認会計士とは会計監査をその専門業務とする資格で、一般的に年収がとても高い。

二次試験(論文式試験)合格が一旦のゴール(高年収の仕事に就けるから)。

 

公認会計士試験の予備校についてご説明する前に、まずは公認会計士試験の概要についてご説明します。

 

公認会計士試験~公認会計士資格の取得までの一般的な流れは以下です。

1.公認会計士短答式試験合格

2.公認会計士論文式試験合格(予備校はこれに合格するまでのカリキュラム)

3.会計に関する仕事に就職(公認会計士登録するためには2年以上の会計に関する仕事での実務経験が必要。だからこのタイミングで就職します。)

4.終了考査合格(論文式試験の後、補修所という機関で通常3年かけて講義などを受けて必要単位を取得したら受けられる試験)

5.公認会計士登録

 

以下で詳細に解説します。

公認会計士とは

公認会計士とはどういった資格かと言いますと、会計監査をその専門業務とする国家資格です。

 

会計監査とは、簡単に言えば、企業の作成した決算書に誤りや不正が無いかを調べる仕事のことです。

 

ただ、公認会計士じゃないと会計監査はできないですが、公認会計士の資格を取った人はコンサルや経理責任者などの仕事に就く人も多いです。

 

そして正直、年収はとても高いです。公認会計士の平均の年収は800~900万円ほどと言われています。

公認会計士試験の概要

そんな公認会計士資格を取得するためには、3つの試験に合格する必要があります。その3つとは短答式試験、論文式試験、修了考査の3つです。

 

短答式試験は、公認会計士試験の入り口であり、つまり公認会計士試験の一次試験です。年に2回、5月と12月に実施されています。

 

短答式試験に合格すると、次に論文式試験を受けることができるようになります。論文式試験は年に1回、8月に実施されています。

試験合格後

公認会計士登録するための要件は以下の3つです。

①論文式試験合格

②修了考査合格

③会計にかかわる仕事での2年以上の実務経験

 

このように公認会計士登録のためには試験だけでなく、実務経験も必要です。

 

ですので、通常、論文式試験に合格したタイミングでみんな就職します。求人する側の企業も論文式試験の合格のタイミングでリクルートします。この論文式試験合格で8~9割の人は監査法人という会社に就職するのですが、この会社がとても給料が高いです。ですので、公認会計士の年収水準はとても高いです。

 

ですので、公認会計士試験受験生は論文式試験の合格を一旦のゴールと考えています。

 

なお、公認会計士試験向けの予備校は論文式試験合格までのコースを開講しています(予備校は終了考査対策のカリキュラムも用意していますが、この記事で紹介しているのは論文式試験合格までのコースです)。

公認会計士予備校比較 予備校ってどんなところ?

先に結論

予備校はほとんどの人が1.5~2年ほど通う。その場合の費用はTOP3校(CPA会計学院、TAC、大原)だと75~85万円ほど。

通学コースと通信コースがある。どちらでも受講料は変わらない。

 

公認会計士予備校を比較する前に、まずは予備校がどんなところかを説明します。

入学時期・期間

公認会計士の予備校には「春コース」とか「秋冬コース」など色々なコースがあるのですが、

その時期ごとにコースを用意しているので、いつでも入学できます。

 

期間は短いもので1.5年、長いもので2年ほどで、

だいたいの人が2年のコースに入ります。2~3年ほどでの合格を目指すのが一般的だからです。

 

また、すでに公認会計士の勉強を進めている人向けのコースもあります。そういうコースでは1年ほどのコースもあります。

費用

費用もコースによって違うのですが、もっとも一般的な一から公認会計士の勉強をはじめる1.5~2年のコースはだいたい75~85万円です。

 

さらに詳しく言うと、大手3校(CPA会計学院、TAC、大原)だと75~85万円、中堅2校(LEC、リーガルマインド)だと45~60万円ほどです。

 

大手と中堅については、後ほど説明いたしますが、毎年合格者の8~9割は大手予備校受講生で独占されています。

通学と通信

公認会計士の予備校は、どこも通学と通信両方のコースを用意しています。

 

それぞれのメリットは以下です。

「通学」のメリット

・講師に直接質問できる。

・周りに切磋琢磨できる仲間がいる。

「通学」のデメリット

・仲間とだらけてしまう人もいる。

・通学の時間がかかる。

「通信」のメリット

・通学時間がかからない。

・自分のペースで勉強を進められる。

「通信」のデメリット

・勉強仲間ができない。

・講師に直接は質問できない。(電話やメールでは質問できます。)

こんな感じです。

 

通信は、授業のDVD・データや教材が送られて来て自宅で勉強する、という形です。

 

勉強仲間がいた方が頑張れる人は「通学」、勉強仲間は邪魔になってしまう人・社会人で通学時間がもったいない人は「通信」が良いと思います。

公認会計士予備校比較 予備校の業界地図

先に結論

予備校はほとんどの人が1.5~2年ほど通う。その場合の費用はTOP3校(CPA会計学院、TAC、大原)だと75~85万円ほど。

通学コースと通信コースがある。どちらでも受講料は変わらない。

 

ここでは、公認会計士試験向けの予備校業界を簡単に説明いたします。

公認会計士試験向け予備校は全部で5校

公認会計士試験向けの講座を開いている予備校は、CPA会計学院、TAC、大原、LEC、リーガルマインドの全部で5つです。

 

他にも大学の学習塾のようなものなどはあるようですが、メジャーな予備校はこの5つです。

 

さらにこの5つは、大手3校(CPA会計学院、TAC、大原)と中堅2校(LEC、リーガルマインド)の2グループに分けられます。

 

大手と中堅の違いは、大手は毎年合格者を多く輩出しているが受講料は高め(75~85万円ほど)。

 

中堅は合格者は少ない(公表はされていません)が、受講料は安め(45~60万円ほど)となっております。

大手3校で合格者8~9割独占

大手は毎年合格者を多く輩出していると書きましたが、どのくらいかというと、毎年公認会計士試験合格者全体の8~9割が大手3校から輩出されています。

 

近年の公認会計士試験全体の合格者数は1300~1400名であり、毎年大手3校で1100~1200名の合格者を輩出するので、大手3校で合格者の85~90%を占めています。大手は圧倒的に合格者が多いです。

 

さらに詳しく書くと、TACと大原は昔からの老舗で、昔はこの2校で合格者の大半を独占していました。

 

そこに近年急成長したのがCPA会計学院で、2021年にとうとう合格者数でトップに立ちました。

 

生徒の数はTACと大原が圧倒的に多く、CPA会計学院はこの2校に比べると生徒数は少ないので、合格率でいうとCPA会計学院が圧倒的に高いです(2020年 37.1% 2021年 35.0% 全体の合格率は10%程)。

 

公認会計士予備校比較 比較表(料金・講師・教材など)

先に結論

おすすめの予備校はCPA会計学院。理由は①合格者数が圧倒的に多いから②講師への質問が最もしやすいから。

通信コースの対応が最も充実しているのもCPA会計学院。

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まず、各予備校の主要なコースの比較は以下です。

予備校とその主要なコース 価格(税込)
CPA会計学院  
2年スタンダードコース(短答2回対応) 760,000円
1年スタンダードコース(短答1回対応) 650,000円
TAC  
2年本科生 790,000円
資格の大原  
2年初学者合格コース 780,000円
1.5年オータム初学者合格コース 770,000円
LEC東京リーガルマインド  
短答合格コース 278,000円
論文合格コース 268,000円
クレアール  
2年スタンダード合格コース 初学者対象 540,000円

 

次に、各予備校の総合的な比較は以下です。

CPA会計学院

直近の合格者数 606名(合格者占有率 41.6%)
料金(主要コース) 2年スタンダードコース(短答2回対応) 760,000円
1年スタンダードコース(短答1回対応) 650,000円
校舎の数 5校
講師 ☆☆☆☆☆
教材 ☆☆☆☆☆
質問対応 講師が校舎に常駐、電話、スカイプ、メール、チューター制度
デジタル対応 教材は全てweb版がある、講義も全てweb視聴(2倍速再生可能)・音声データあり

TAC

直近の合格者数 410名
料金(主要コース) 2年本科生 790,000円
校舎の数 全国に27校+提携校
講師 ☆☆☆☆☆
教材 ☆☆☆☆☆
質問対応 1日3~6時間の質問コーナー、メール、zoom
デジタル対応 テキストはデジタル版がある、1次試験の問題集アプリ、講義はweb、音声、DVDにて視聴可能

大原

直近の合格者数 334名
料金(主要コース) 2年初学者合格コース 780,000円
1.5年オータム初学者合格コース 770,000円
校舎の数 全国に42校(公認会計士講座実施校の数)
講師 ☆☆☆☆☆
教材 ☆☆☆☆☆
質問対応 メール、電話、郵送、FAX
デジタル対応 デジタル教材あり、講義はweb視聴可能

LEC

直近の合格者数 非公開
料金(主要コース) 短答合格コース 278,000円
論文合格コース 268,000円
校舎の数 29校+提携校
講師 ☆☆☆☆☆
教材 ☆☆☆☆
質問対応 対面、電話、LINE、教えてチューター制度
デジタル対応 講義は動画・音声データをダウンロードできる

クレアール

直近の合格者数 非公開
料金(主要コース) 2年スタンダード合格コース 初学者対象 540,000円
校舎の数 通信のみ
講師 ☆☆☆☆
教材 ☆☆☆
質問対応 電話、スカイプ、メール
デジタル対応 講義はweb版あり、講義の動画・音声データをダウンロード可能

簡単に比較するとこんな感じです。

 

以下で各予備校の詳細をおすすめ順に書いていきます。

 

なお、おすすめの基準は講師への質問のしやすさ・授業の質・教材の質等によって決めています。

 

特に講師への質問のしやすさは重要です。講師への質問こそが予備校のメリットであり、ここが充実していないのであれば、独学と変わらないからです。

 

また、通信コースを選んだ場合に、講師に質問しやすい体制が整っているなどの、通信のフォロー体制も重要なポイントです。

おすすめの基準

・講師への質問のしやすさ

・授業のわかりやすさ

・教材のわかりやすさ

・通信の場合の不正とのフォロー体制

公認会計士予備校比較 おすすめ1位 CPA会計学院

 

直近の合格者数 606名(合格者占有率 41.6%)
料金 60~85万
校舎の数 5校
講師 ☆☆☆☆☆
教材 ☆☆☆☆☆
質問対応 講師が校舎に常駐、電話、スカイプ、メール、チューター制度
デジタル対応 教材は全てweb版がある、講義も全てweb視聴(2倍速再生可能)・音声データあり

CPA会計学院の特徴

合格者数トップ

サポート体制がとても充実している

教材にある「捨てるべき範囲」がとても有効

合格者数

CPA会計学院(通称:CPA会計学院)は2022年の合格者数トップの公認会計士予備校です(2022年 合格者数606名 合格者占有率41.6%)。

 

公認会計士試験の予備校は、TACと大原が昔からの大手で、2015年ほどまではこの2校で合格者の大半を独占していました。

 

そこに近年急成長したのがCPA会計学院で、2021年に合格者数でトップに立ち、今では合格者占有率41.6%と他に大きく差をつけて、予備校のトップに立っています。

 

これだけ急成長した理由としては、講師の質の高さ、教材の質の高さ、サポート体制の充実が挙げられます。詳細を以下で解説していきます。

校舎数

CPA会計学院は校舎が5校と少ないです。

 

校舎は水道橋校、日吉校、早稲田校、新宿校舎、大阪梅田校の5つなので、地方の方は通学は難しいかもしれません。

 

ただCPA会計学院は以下に記載していますが、リモート対応・デジタル対応が充実しています。ですので、近くに予備校が無いという方でも、通信コースで高い質のカリキュラムを受けることができます。

講師

CPA会計学院は数年前に他の予備校から有名講師を引き抜いており、講師の方はみなさん会計士界隈では有名な講師です。

 

ですので、授業はとても分かりやすいです。

 

以下はCPA会計学院の名物講師植田講師による授業のサンプルです。

植田講師はこの動画でも仰っていますが、ただ教えるのではなく、全ての会計処理の理由を説明してくれます。これが公認会計士試験では非常に重要です。

 

また、CPA会計学院には圧縮講義というものがあります。

 

これは通常の講義を半分ほどの長さで要点だけをかいつまんだ講義の動画です。

 

「勉強を速いスピードで進めたい」「長い講義は集中力が続かない」という方にはこちらもおすすめです。

 

後述していますが、河野玄斗さんもこの圧縮講義があることを理由に、CPA会計学院に入学されています。

教材

公認会計士試験は範囲が非常に広いです。そのため、中には勉強せずに、捨てるべき範囲たくさんあり、合格するためにはどこを捨てるかが非常に重要です。

 

CPA会計学院のテキストはその「捨てるべき範囲」を教えてくれます(範囲ごとにその範囲の重要性が書いてあり、その重要性が低い範囲を捨てるべきとテキストでも案内されています)

 

このテキストの案内に沿って、重要性の低い範囲を捨てれば、勉強の範囲を20~30%削減できます。

 

範囲が膨大な公認会計士試験において、この勉強範囲の削減はあまりに大きいです。

 

私はCPA会計学院が圧倒的な合格者数を誇っている最も大きな理由は、この教材に記載のある「捨てるべき範囲」だと思っています。

質問対応

CPA会計学院の強みとして校舎に講師が常駐しているので、いつでも質問できると記載いたしましたが、CPA会計学院は通信コースの方も講師に質問できます。

 

その方法は電話・skype・メール・Twitter・対面、と全ての質問方法がそろっていますので、通信でもわからないところはすぐに質問できます。

 

また、CPA会計学院にはチューターという制度があるのですが、こちらもとても評判がいいです。チューターとは前年に公認会計士試験に合格した方達のことで、大学在学中に合格した方が中心のようです。

 

CPA会計学院の校舎にはこのチューターが常駐しており、生徒の質問対応をしています。

 

実際、講師に直接質問できると言っても、講師はそんなにたくさんいるわけでは無いので、他の予備校だと講師に質問できる時間はどうしても限られてしまいます。CPA会計学院なら、このチューターがたくさんいるので、質問したいときにいつでも質問できます。

 

デジタル対応

授業は全てweb講義にて視聴でき、教材は紙の物とデジタル教材の両方をもらえます。つまり授業も教材も全てデジタル対応しています。

 

このように、CPA会計学院のデジタル対応は全ての予備校の中で最も充実していますので、予備校の通信コースに入ろうと思っている方には、CPA会計学院がおすすめです。

 

まとめ

これら以外にも、CPA会計学院は公認会計士専門の予備校である、綺麗な自習室がある、女子専用自習ブースがある、綺麗なロッカーが全員分用意されている、など環境が整いまくってます。

 

正直、本気で合格を目指すならCPA会計学院に入っておけば間違いないです。

 

割引クーポンや無料授業体験がついてくるので、まずは資料請求がおすすめです。

CPA会計学院へのリンクは以下です。

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公認会計士予備校比較 おすすめ2位 TAC

資格の学校TAC

 

直近の合格者数 410名
料金 75~85万
校舎の数 全国に27校+提携校
講師 ☆☆☆☆☆
教材 ☆☆☆☆☆
質問対応 1日3~6時間の質問コーナー、メール、zoom
デジタル対応 テキストはデジタル版がある、1次試験の問題集アプリ、講義はweb、音声、DVDにて視聴可能

TACの特徴

昔からの大手予備校

テキストがわかりやすい

合格者数

TACの2022年の合格者数は410名でした。CPA会計学院、TAC、大原は毎年300名以上の合格者を輩出し、全体の合格者の7割以上を毎年この3校で輩出しています。

 

特にTACは大原と同様に昔からの公認会計士予備校大手であり、昔からずっと毎年多くの合格者を輩出しています。

 

ですので、正直言ってTACに入っておけば、「予備校のせいで落ちた」「予備校のカリキュラムが悪かった」ということにはまずならないです。

校舎数

TACは全国に校舎が27校あります。さすが大手です。

詳しくはHPで調べればわかりますが、地方にもたくさん校舎がありますので、地方にお住まいの方でも通学が可能です。

TACのHP

講師

なんといってもTACの強みは、講師が全員公認会計士試験合格者であるということです。

公認会計士として監査法人で働いてた方もいます。

 

講師が合格者だと、監査論という科目の授業がとてもわかりやすくなります。

 

監査論という科目は公認会計士の仕事である監査についての科目なんですが、

やったことも見たこともないのでイメージがしにくく、覚えにくいんです。

 

これが、公認会計士試験合格者に合格して実際に監査を行ったことのある方の説明があるととてもわかりやすくなります。

これは、TACに入学する大きなメリットだと思います。

教材

TACの教材は難易度や範囲も、難しすぎたり広すぎたりせず、王道の教材です。

また、解説がとてもわかりやすいです。

 

予備校教材だけでなく外部に一般販売している教材も多数あり、

教材の質は公認会計士予備校の中でトップクラスです。

質問対応

TACの質問対応としては、1日3~6時間程度校舎で質問コーナーを開設している、通信の場合はメールでの質問もできる、という感じです。

 

校舎での質問はこの質問コーナーでのみ受け付けており、常に質問ができるわけではないです。そこは少し残念なポイントかもしれません。

 

デジタル対応

TACのデジタル対応としては、テキストはデジタル版がある、短答式(1次試験)の問題集アプリがある、講義はweb、音声、DVDにて視聴可能、という感じです。

 

問題集は全てデジタル対応しているわけでは無いようですが、ただ短答式(1次試験)の問題集アプリはとても良いです。短答式の理論問題は1問1答形式ですので、アプリでも勉強しやすいですし、繰り返し問題を解くことで記憶が定着していきますので、このアプリはその助けになると思います。

 

まとめ

昔から公認会計士の予備校と言ったらTACです。

 

「やっぱり予備校は大手にしておきたい!」という方には私はTACをおすすめします!

 

資格の学校TAC<公認会計士>各種コース開講

公認会計士予備校比較 おすすめ3位 大原

直近の合格者数 334名
料金 75~85万
校舎の数 全国に42校(公認会計士講座実施校の数)
講師 ☆☆☆☆☆
教材 ☆☆☆☆☆
質問対応 メール、電話、郵送、FAX
デジタル対応 2020年よりデジタル教材のベータ版開始、講義はweb視聴可能

大原の特徴

昔からの大手予備校

解く問題量が多くストイック

合格者数

大原の2022年の公認会計士試験合格者数は334名でした。CPA会計学院、TAC、大原は毎年300名以上の合格者を輩出しています。さすが大手です。

 

大原は他の予備校と比べ、ストイックに勉強に打ち込む方が多い印象があります。

 

それは後述する答練の量が多いからです。

 

合格に向けて、まずは勉強に集中する態勢を作りたい方には大原がおすすめです!

校舎数

大原の校舎数は全国に42校と予備校の中で最も多いです。

 

地方にお住まいの方で通学をご希望の方、大原なら近くに校舎があるかもしれません。

 

詳細は大原のHPで調べてみてください。

大原HP

講師

大原は講師が全員公認会計士試験合格者とは限りません。

 

ただ、逆を言えば試験合格者でなくても合格者を多数輩出できる講義を展開できるノウハウが大原にはあるということです。

良質な大原の教材でしっかりとしたカリキュラムのもと展開される講義は、信頼できるものと考えていいでしょう。

教材

大原もTAC同様に教材を多数にも販売しており、昔からずっと公認会計士試験用の教材を作り続けており、教材の質はとても高いです。

 

また、大原は答練(答案練習。本番形式の問題で、どの予備校もこれが学習の中心になる)の量がとても多いです。

 

ですので、カリキュラムについていくのが大変で、それが「大原はストイック」と言われる理由となっています。

質問対応

大原は質問できる講師が校舎に常駐しています。これはとても大きいです。公認会計士試験には難解な範囲も多く、それを理解するには講師に質問するのが一番早いからです。

 

講師に直接質問できることは予備校に通学する最も大きなメリットの1つだと思いますが、大原に入学すればそのメリットは必ず享受できます。

また、大原は通信の方も電話で質問ができるようです。

デジタル対応

 大原のデジタル対応としては、2020年よりデジタル教材のベータ版開始、講義はweb視聴可能と言う状況です。

 

教材のデジタル対応などCPA会計学院と比べると少し遅れていた印象でしたが、2020年からデジタル教材を始めましたので、今後デジタル対応はさらに進んでいくことが予想されます。

まとめ

大原は公認会計士予備校の最大手であり、通学生も最も多いです。

また、公認会計士だけでなく他の多くの資格の教室もあります。

 

ストイックな雰囲気に入って勉強に集中していきたい!という方は大原にしておきましょう。

高い合格実績で選ぶなら資格の大原 公認会計士講座

公認会計士予備校比較 おすすめ4位 LECリーガルマインド

LECオンライン(東京リーガルマインド)

 

直近の合格者数 非公開
料金 45~55万
校舎の数 29校+提携校
講師 ☆☆☆☆☆
教材 ☆☆☆☆
質問対応 対面、電話、LINE、教えてチューター制度
デジタル対応 講義は動画・音声データをダウンロードできる

LECの特徴

コスパが良い

かといって講師・教材の質は低くない

合格者数

LECは合格者数を公開していませんが、CPA、TAC、大原の合格者数から計算するとその3校ほどの水準ではないはずです。

校舎数

LECは大手の総合資格予備校なだけあって校舎数が多く、全国に29校あります。

講師

もともとLECは講師のレベルの高さが有名です

(CPA会計学院が引き抜いたのも元LECの講師です。)

 

合格者数は大手と比べたら少ないですが、授業の質に心配はいりません。

教材

LECの最も大きなメリットはこれです!

 

公認会計士試験の論文式の企業法で、近年かなりの難問が出ているのですが、LECは2018年、2019年と2年連続でそれとほぼ同じ問題が直前答練に入っていたそうです。

 

この問題はかなり難易度が高かったのでほとんどの人が落としたはずですが、LECの方は高確率で正答できたと思いますので、LECの方はこれだけで合格にかなり近づけたかと思います。

質問対応

LECには「教えてメイト・教えてチューター」という制度があります。

教えてメイトは受講生同士で質問しあえる機能で、教えてチューターはチューターの方に質問できる機能です。

 

どちらもオンラインから利用できるようなので、通信の方も質問は通学生徒同じようにできるようです。

詳細は以下です。

LECのHP

デジタル対応

LECのデジタル対応としては、 講義の動画・音声データをダウンロードできるようです。ただ、教材についてはデジタル対応はしていないようです。

まとめ

LECは大手と比べたら料金が安めです。料金は安いですが、内容はしっかりしています。

 

下のクレアールも安いですが、正直、コスパ重視の方はLECがおすすめです!

 

LECへのリンクは以下です。

公認会計士サイトはこちら

公認会計士予備校比較 おすすめ5位 クレアール

クレアール
直近の合格者数 非公開
料金 45万~60万
校舎の数 通信のみ
講師 ☆☆☆☆
教材 ☆☆☆
質問対応 電話、スカイプ、メール
デジタル対応 講義はweb版あり、講義の動画・音声データをダウンロード可能

クレアールの特徴

コスパが良い

他の予備校とは異なる独自のカリキュラム

合格者数

クレアールは合格者数を公開していませんが、CPA、TAC、大原の合格者数から計算するとその3校ほどの水準ではないはずです。

校舎数

クレアールの公認会計士講座は通信制のみで、通学コースはありません。

講師

公認会計士として監査を経験されてきた方が多数講師をされています。

現場を経験した方はテキストの内容をかみ砕いて説明できますので、わかりやすいです。

教材

クレアールは非常識合格法という他とは違うカリキュラムをとっています。

その内容は、短答式の内から論文式の勉強も始める、よく出る範囲を重点的に勉強するというもので、短期合格を目指すもののようです。

 

確かに短期合格を目指すならこういう方法もあるかもしれませんが、正直私はお勧めしません。

なぜなら私は短答式に合格するまでは絶対論文式の勉強は始めるべきでないという考えだからです。

 

短答式でしっかり基礎をつけないと論文式は合格できません。

短答式をなめてると痛い目を見ます。

デジタル対応

クレアールのデジタル対応は、講義についてweb版、動画・音声データのダウンロードが可能という状況のようです。ただ、教材についてはデジタル版は無いようです。

質問対応

電話・メール・SNSでの質問が可能なようで、通信の方でもしっかり質問できそうです。

 

詳細は以下です。

クレアールHP

まとめ

クレアールは良くも悪くも非常識合格法という独自の勉強法を中心としている予備校です。

クレアールの資料請求をすると、非常識合格法についての書籍がもらえます。

その書籍を読んで、その勉強法に共感された方はクレアールに入学すべきだと思います。

 

クレアールへの資料請求は以下です。

公認会計士

河野玄斗さんおすすめの予備校

先に結論

河野玄斗さんおすすめの予備校もCPA会計学院

理由は①合格実績②圧縮講義の効率性

みなさん、東大卒ユーチューバーの河野玄斗さんはご存じでしょうか?

 

東大医学部卒で医師国家試験と司法試験両方に合格していて、現在は効率のいい勉強法などを紹介されているユーチューバーです。

 

そんな河野玄斗さんが2022年に公認会計士試験を受験されました。

 

その勉強を始める際にまず予備校を選んでいるのですが、河野玄斗さんもCPA会計学院を選んでいます。その動画が以下です。

河野さんはCPA会計学院を選んだ理由として、合格実績と圧縮講義を挙げていますね。

 

この後、河野玄斗さんは実際にCPA会計学院を受講して、公認会計士試験に半年という超短期で合格しました。

 

河野玄斗さんの基礎学力は当然短期合格に寄与していると思いますが、CPA会計学院のテキストのわかりやすさ、圧縮講義の効率性も短期合格に寄与しています。

公認会計士予備校比較 まとめ

この記事では公認会計士試験向けの予備校を比較しましたが、いかがでしたでしょうか?

 

結論

おすすめの予備校はCPA会計学院。理由は①合格者数が圧倒的に多いから②講師への質問が最もしやすいから。

通信コースの対応が最も充実しているのもCPA会計学院。

CPA会計学院へのリンクは以下(割引クーポンや無料授業体験がついてくるので、まずは資料請求がおすすめです)。

CPA公認会計士講座パンフレット【CPA会計学院】

 

 

また、各予備校の詳細は以下の記事にまとめていますので、よかったら参考にしてください。

CPA会計学院

【CPA会計学院】公認会計士予備校の評判・メリット・デメリット

CPA会計学院の受講を検討している人向け。内容⇒CPA会計学院の概要、メリット、デメリット、評判を紹介しています。

TAC

【TAC】公認会計士予備校の評判・メリット・デメリット

TACの受講を検討している人向け。内容⇒TACの概要、メリット、デメリット、評判を紹介しています。

大原

【資格の大原】公認会計士予備校の評判・メリット・デメリット

大原の受講を検討している人向け。内容⇒大原の概要、メリット、デメリット、評判を紹介しています。

LEC

【LEC(東京リーガルマインド)】公認会計士予備校の評判・メリット・デメリット

LECの受講を検討している人向け。内容⇒LECの概要、メリット、デメリット、評判を紹介しています。

クレアール

【クレアール】公認会計士予備校の評判・メリット・デメリット

クレアールの受講を検討している人向け。内容⇒クレアールの概要、メリット、デメリット、評判を紹介しています。

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