転職を検討している公認会計士「学歴に自信がない。でも公認会計士の資格は持っている。公認会計士が転職するときに学歴は関係ある?」
この記事ではこういった疑問に答えます。
先に結論
学歴を重視する会社は、公認会計士資格とは別に学歴も評価する。
自分が転職可能かどうかは、転職エージェントに相談するとわかる。
おすすめの転職エージェントはマイナビ会計士。理由は①求人案件が最も多いから②公認会計士専門だから会計士の転職を理解しているから。
※マイナビのプロモーションを含みます。
こんな人向けの記事です
転職を検討している公認会計士
学歴に自信がない公認会計士
この記事の信頼性
この記事の筆者は、元・会計系専門の転職エージェントです。
目次
公認会計士の転職と学歴①公認会計士の転職に学歴は関係するのか
先に結論
学歴を重視する会社は、公認会計士資格とは別に学歴も評価する。
公認会計士は「監査法人に就職する際には、売り手市場だったから学歴に関係なく就職できた」「入社後の評価は、額出来は関係なかった」などの理由から、転職する際にも学歴は重要ではないのではないかと考えている方がよくいらっしゃいます。
しかし実際は、他の職業の方の転職と同様に、転職の際は当然、学歴を含めて評価されます。
社会に出てからは学歴より、実際にどれだけ仕事ができるかが大切です。ただ、転職の際に採用担当は応募者がどれだけ仕事ができるか、前職でどれだけの評価を得ていたかを知ることはできません。
それは公認会計士資格を持っていても同じです。ですので、公認会計士が転職する際も、他の職の方と同様、学歴も当然評価されます。
また、その評価の度合いは、大手企業ほど学歴を重視する傾向にあり、ベンチャー企業には学歴を重視しない企業もあります。
理由は①ベンチャーは人手が足りていない場合、学歴まで考慮している余裕がないから②大手は求人に対する応募者が多く、ある程度機械的に応募者を評価する必要があるからです。
ただ、学歴を重視するかどうかは、転職先の業種にもよります。その点については次で詳細に解説いたします。
公認会計士の転職と学歴②業種ごとの学歴の影響度
先に結論
全業種において大手は学歴を重視する傾向。
人手が足りていない企業は、学歴まで見ている余裕がないので、それほど学歴が良くなくても採用される傾向。
転職の際の、転職先の業種ごとの、学歴の影響度を紹介いたします。
①監査法人
監査法人は、近年は売り手市場であることから、論文式試験合格者の定期採用の際は、学歴まで厳しく評価する余裕はなく、あまり学歴の良くない方でも採用されています。
それは転職の際も同様で、監査法人は人手不足のため、あまり学歴の良くない方でも採用しています。
ただ、採用者の職位が上がっていくと、徐々にしっかりと評価するようになっていきます。
すなわち、スタッフ~シニアスタッフの採用の際は人手不足のため学歴が良くなくても採用しますが、求職者の採用後の職位がマネージャー以上となる場合には、学歴までしっかりと見た上で評価されます。
つまり、人手不足のポジションについては学歴まで見ている余裕がないが、そうでないポジションについては学歴も考慮するということです。
ですので、中小監査法人に転職する際は、学歴はあまりよくなくても、公認会計士としての監査の実務経験があれば、採用される可能性は高いです。
中小監査法人は、慢性的に人手不足だからです。
②コンサル
コンサルに転職する際は、かなり学歴が影響します。
大手や外資のコンサルファームに転職する際は、ある程度の学歴がないとなかなか採用されません。
ただ、中堅コンサルファームになると、慢性的に人手不足であることから、それほど学歴がよくなくても採用されます。
③事業会社での経理
事業会社の場合、大手企業に入社しようとする場合は、学歴は重要です。
日本の大手企業の多くは学歴種であるため、最低でもMARCH以上の学歴がないとなかなか採用されません。
ベンチャーの場合は、その企業の社風によります。
学歴を考慮しないことで、大手が採用しない優秀な方を採用しようとするベンチャーもあれば、ベンチャーですがしっかり学歴も見て採用する会社もあります。
④税理士法人・会計事務所
税理士法人や会計事務所への転職についても、他の業種と同様に、やはり大手は学歴を見る、中小は学歴はそれほど考慮しない傾向です。
すなわちBIG4税理士法人などの大手に転職しようとする場合は、学歴も見た上で評価されますが、中小の場合は公認会計士資格を持っていれば、学歴はそれほど良くなくても採用されるケースが多いです。
公認会計士の転職と学歴③自分が転職できるか知る方法
先に結論
人それぞれ条件があるので、一概に学歴だけで転職可能かどうかは判断できない。
実際にどういう企業に転職できるかどうかは、転職エージェントに相談すると教えてもらえる。
ここまで、公認会計士の転職の際に、学歴がどれだけ評価されるかを解説いたしましたが、いかがでしょうか?
転職については、人それぞれ異なる条件があるので、「自分はすでに30代中盤だが転職は可能だろうか?」「私の学歴でも転職可能な企業はどういう企業だろうか?」というような色々な意見があるかと思います。
その様な個々の条件の中で、自分がどういった職に転職可能なのか、年収いくらぐらいの職業に転職可能なのかということを知りたいのであれば、一度転職エージェントに相談するのが良いと思います。
転職エージェントとは
人材紹介会社のことです。普通は求人サイトなどで募集案件に応募して、その企業の面接を受けるという流れになりますが、エージェントを使うと、まずエージェントに登録をして、エージェントに仕事を紹介してもらい、面接までのアプローチもエージェントに行ってもらい、面接を受けるという流れになります。
転職エージェントを使うと以下の理由から、自は今どういう仕事に転職可能なのかを正確に知ることができます。
①一度に多くの案件を比較できる
エージェントは常に多数の人材募集案件を持っています。エージェントに登録するとたくさんの案件を紹介してもらえるので、その中から自分が転職可能な案件をピックアップしてもらえます。
②経験豊富なエージェントからアドバイスをもらえる。
エージェントは転職のプロですので、転職希望者の学歴・経歴を見ればどういった案件に転職可能かある程度判断できます。ですので、どういった企業に転職可能か、自分の希望に合う企業への転職は可能かアドバイスを頂けます。
筆者も会計専門の転職エージェントとして以前勤務していた経験があります。そんな筆者が選ぶおすすめの会計専門の転職エージェントを次で紹介いたします。
公認会計士の転職と学歴④おすすめの転職エージェント
先に結論
転職エージェントとは人材紹介会社のことで、登録すると自分の希望に合った求人を多数紹介してくれる。
おすすめの転職エージェントはマイナビ会計士。理由は①求人案件が最も多いから②公認会計士専門だから会計士の転職を理解しているから。
ここでは転職エージェントをおすすめ順で紹介します。おすすめ順は、求人案件数、営業の質を基準として選んでおります。
おすすめ度1位「マイナビ会計士」
おすすめ度1位は「マイナビ会計士」です!理由は①求人案件数がNO1だから②公認会計士専門だから会計士の転職について熟知しているからです。
また、マイナビ会計士はそのサイトにも記載がありますが、ネットでは公開していない案件が多数あります。私も登録しているのですが、登録に行った際にはネットにはなかった案件がとてもたくさんあり、どれもとても良質な案件ばかりでした。
是非とも一度登録に行ってみて、実際どのような案件があるのか目を通してみるべきだと思います。
マイナビ会計士へのリンクは以下です。
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おすすめ度2位「ジャスネット」
ジャスネットは会計・経理・税務・財務分野専門の転職エージェントです!会計系専門のエージェントですので、当然企業経理、監査法人、コンサルなどの会計系人材を求める案件がとりそろってます。
ジャスネットの魅力は何といっても営業の方のレベルの高さです。会計業界は専門性が高いので、普通のエージェントだとなかなか話が伝わらないことがあります。こちらがこれまでの経験や経理の細かい業務内容の話をしても、少し会話が噛み合わなかったりするんです。
でも、ジャスネットならそんなことにはなりません。ジャスネットは会計系専門の転職エージェントの老舗ですで、営業さんの会計に対する理解や営業としての経験値が高いです。私もジャスネットさんの社員さんを何人か知っているのですが、もともと経理や会計事務所で勤務していたという方が多く、会計業務について皆さんとてもよく理解されてました。
ですので、ジャスネットに登録すれば、仕事のレベルも自分に合っている希望通りの案件を紹介してもらえるはずです。
ジャスネットのリンクは以下です。
おすすめ度3位「MS-JAPAN」
MS-JAPANは管理部門・仕業専門のエージェントで、転職決定率No.1の実績を誇っています。
MS-JAPANは会計系だけでなく、財務や総務などの管理部門全般の求人を持っています。ですので、会計だけに絞らず所有案件全体でみると、所有案件数は最も多いです。
監査法人やコンサルだけでなく、財務やCEO案件なども検討したい方にはMS-JAPANが最もおすすめのエージェントです!
MS-JAPANへのリンクは以下です。
公認会計士の転職と学歴⑤まとめ
この記事はいかがでしたでしょうか。この記事に書いたことをまとめると以下です。
結論
学歴を重視する会社は、公認会計士資格とは別に学歴も評価する。
自分が転職可能かどうかは、転職エージェントに相談するとわかる。
おすすめの転職エージェントはマイナビ会計士。理由は①求人案件が最も多いから②公認会計士専門だから会計士の転職を理解しているから。
※マイナビのプロモーションを含みます。
また、公認会計士向けの転職エージェントについては以下の記事で詳しく解説しています。
転職エージェントを比較したい公認会計士の方、転職を検討している公認会計士の方向け。内容⇒転職エージェントとは?転職エージェントの比較、おすすめの転職エージェント、転職エージェントのメリット・デメリットetc。この記事を読めば、公認会計士向けの転職エージェントの特徴や利用法、おすすめのエージェントを知ることができます。
この記事が、転職を考えている会計士の方に少しでも役立てば幸いです。