FASからのよくある転職理由【転職に失敗しない方法も解説】

転職しようか悩んでいるFAS勤務の人「FASから転職しようか悩んでいる。他の人はどんな理由でFASから転職するんだろう?

この記事ではこういった疑問に答えます。

 

先に結論

FASからのよくある転職理由は激務、キャリアアップ、独立開業など。

ただ、転職には失敗がつきもの。

転職に失敗しないためには転職エージェントを利用するのがおすすめ。

 

この記事を読んだら

FASからのよくある転職理由がわかります。

失敗しない転職方法についてもわかります。

この記事の信頼性

この記事の筆者は、元・会計系専門の転職エージェントです。

【FASからの転職理由】①転職理由

先に結論

FASからのよくある転職理由は以下

①激務
②キャリアアップ・スキルアップ
③独立開業
④FASに定年までいることはできないだろうから

 

会計士がFASから転職する際によくある転職理由は以下です。

激務

一つ目は激務です。

 

これはFASに勤務されている方ならご存じかと思いますが、FASは激務です。

 

また、激務なだけでなく、基本的に業務は急に入ってくるので、年間で繁忙期・閑散期は予測しずらいです。

 

業務が入ってくるたびに忙しくなるので、1年中ずっと忙しいという方もいます。

 

それだけ多くの業務、難しい業務を短期間でこなせるというのが、FASに入社するととても成長できる理由ですし、これをやりがいと感じる方もいますが、そう感じない方は激務を理由としてFASから転職します。

 

「激務を苦としない、むしろ自分を成長させてくれる」という考え方の人でも、「結婚して家族もできて~」となるとやはり、転職されるようです。

キャリアアップ・スキルアップ

キャリアアップ・スキルアップもやはりFASからのよくある転職理由の一つです。

 

FASに勤めている方は上昇志向・キャリア志向の多い人が多いです。

 

ですので、FASに入った時から「自分は何年目にはFASをやめて、〇〇に転職する」と決めている方もいらっしゃいます。

 

このパターンの方ですと、入社から3~5年、もしくは1人で業務を回せるようになったタイミングなどで転職される方が多いです。

独立開業

FASには公認会計士や税理士の方が多いので、独立開業する方もいらっしゃいます。

 

FASを退職してそのまま独立、もしくは一度税理士法人に転職してノウハウを勉強してから独立する、という方が多いです。

 

「親が会計事務所をやっていてゆくゆくはそこを継ぐ予定。FASをやめたら地元に帰って親の会計事務所で勤務する。」こんな人も非常に多いです。

 

地方から東京に出てきてFASで勤務されている方は、いつかは地元に帰るんだという気持ちを持っている方が少なくないようです。

FASに定年までいることはできないだろうから

4つめはこれです。実際FASから転職する人はほぼ全員この考えが根底にあるから転職します。

 

FASの最も上の職位は「パートナー」と呼ばれるポジションであり、当然ここまで出世するにはし烈な出世競争があります。

 

ですので、ほとんどの人は「自分はパートナーになることはできないだろう。だからFASで定年まで働こうとしても、いつかは退職させらるんだろう。」と考えています。

 

しかもFASで務めている方なら、事業会社に転職すればいきなり経理部長などのポジションを与えられることも全然あります。

 

ですので、FASに勤務している人は「FASで定年まで働くのは無理だろうからいつかは転職しよう」と考えている人が多く、その理由からそれぞれのタイミングで皆さん転職されます。

【FASからの転職理由】②転職先

先に結論

FASからの代表的な転職先は、事業会社(大手)、事業会社(スタートアップ)、戦略系コンサル、中堅FASなど。

ただ、FASの年収が高いことから、転職すると年収が下がることも多いので注意。

 

ここではFASから転職される方が多く選ばれる転職先とその特徴を紹介します。

事業会社(大手)

FASで得た会計・財務の経験を活かして事業会社に転職する方は一定数いらっしゃいます。

 

転職後は経理や経営企画系でM&A戦略の立案などに従事される方が多いです。

 

大手事業会社が転職先としてもっともよく選ばれる理由は以下です。

 

①年収が安定している

日系の大手企業なら年収が安定します。

将来的に長く働ける転職先をお探しの方に、事業会社は人気の転職先です。

 

②ワークライフバランス

大企業ならコンプライアンス対策などが充実していますので、ワークライフバランスが整っています。

ですので、激務を理由としてFASから転職される方も、大手企業を選ぶ傾向にあります。

 

③社格が落ちない

FASからの転職の場合、皆さん結構これを気にします。

「名の知れた会社に転職したい」「将来的に安定しているであろう企業じゃないと転職するのは怖い」という気持ちが皆さんあるようです。

事業会社(スタートアップ)

スタートアップ企業もFASにお勤めの方の転職先としてよく選ばれます。

 

こういった企業に転職する転職理由としては①やりがい②CFOになりたい、などが多いようです。

 

どちらにしても「成長している企業に転職して自分も成長したい」というような上昇志向の高い人がベンチャー企業をよく転職先に選ばれます。

 

ただ、ベンチャーに転職する場合、以下の注意点があります。

①年収は落ちる傾向

ベンチャーがFASのような給与水準であることはほぼないので、ベンチャーに転職すると、通常、年収は落ちます。

CFOになる場合なら、場合によっては年収は落ちませんが、経理責任者というようなポジションの場合、年収は600~700万円の水準が平均的ですので、FASに3年以上務めた方は転職すると年収が落ちることになると思います。

 

②FASより激務の場合がある

特にIPOを目指している企業ですと、たいてい激務です。

財務報告体制の確立やFAS対応などIPOのために達成しなければならないタスクは山のようにあるからです。

ですので、ワークライフバランスをよくすることを目的として転職する方は注意が必要です。

 

③IPOは失敗することのほうが多い

これは当然ですが、IPOはほぼ失敗します。

IPOの成功確率は一般的に0.5~2%と言われており、達成するのは非常に困難です。

IPOは会計に携わる人間にとって非常に大きなテーマですが、慎重に考える必要はあると思います。

戦略系コンサル

FASから戦略系のコンサルティングファームへ転職される方もよくいらっしゃいます。

 

FASで得たクライアントの課題解決をするという能力、論理的思考能力などを活かして転職されます。

 

その特徴は以下です。

①年収が高い

戦略系コンサルは年収水準が高いです。場合によりますが、FASより年収水準が高いことが多いです。

ただし、FASからの転職の場合、未経験者として扱われる場合もあります。

その場合は、給与水準は最低からのスタートですので、転職直後は年収が落ちることになるので、要注意です。

 

②激務

戦略系コンサルは転職先にもよりますが、FAS以上に激務であることもしばしばあります。

こういった特徴で、年収が良いけどFASより激務、といった印象です。

 

投資銀行

ゴールドマンサックスやモルガンスタンレーなどの、外銀に転職される方も、多くはないですが一定数いらっしゃいます。

 

外銀と言っても色々な業務がありますが、FASでの経験を活かして、M&A関連の業務に従事される方が多いようです。

 

外銀の特徴は上記の戦略系コンサルと同様で、FASより給与水準は上がるが、FASより激務、ということです。

同業他社

実はFASからFASに転職する、という方も結構いらっしゃいます。

 

そしてこの転職のほとんどの方が大手FASから中小FASへの転職で、その転職理由は以下です。

 

①ワークライフバランス

中堅FASの中にはワークライフバランスがとても整っており、残業が少ない、というFASもあります。

FASの業務は隙が、激務から解放されたいという方が、そういったFASに転職します。

 

②中堅FASのパートナーになりたい

これもよくある転職理由で、大手FASで品質の高い業務を経験しているということを強みとして、中堅FASでパートナーを目指すという方がよくいらっしゃいます。

 

同業の中小FASに転職される方はこの2パターンが多いです。この場合、給与水準は落ちることになります。

 

また、逆に中小から大手FASに転職される方もいらっしゃいます。

 

こういった方の転職理由は逆に①給与を上げたい②より品質の高い業務を経験したいという転職理由が多いです。

 

【FASからの転職理由】③転職に失敗しない方法

先に結論

転職に失敗しないためには、転職前に、企業の実際の勤務状況や職場の雰囲気などを知っておくべき。

転職エージェントを利用すれば、そういった企業の内部のことまで教えてくれる。

 

こちらでFASから転職する際の失敗しないコツを紹介します。

①転職エージェントを利用して企業のことをよく知る

転職の失敗原因でよくあるのは、転職したら社内の雰囲気が想像と違った、思っていたより残業が多かった、転職してみたら社内の雰囲気が体育会系で人間関係がうまくいかなかったなどです。

 

こういった原因で転職に失敗しないようにするには、転職前に転職先企業の内部の情報を知っておくことが大切です。

 

ただ、普通に転職しようとしたら、こういった企業の内部の情報は入手できません。

 

しかし、転職エージェントを利用すれば、転職前に企業の内部のことまで知ることができます。

 

エージェントは企業と頻繁にやり取りをしているので「職場の雰囲気」「経営者はどんな人か」「実際に企業が担当させようとしている業務」「企業は人手が足りているのか」など、求職者じゃ知り得ない情報をたくさん持っています。

 

転職エージェントを利用すれば、これらの情報を応募前に教えてもらえます。

②30年先までキャリアプランを考える

そもそも自分のキャリアプランをしっかり考えておくこと、これも転職に失敗しないためにはとても大切です。

 

転職は年齢を重ねるほどにしづらくなるので、転職に失敗した場合のキャリアの修正も徐々にできなくなってきます。

 

ですので、キャリアプランは3年や5年後ではなく、30年後や退職までで考えておくべきです。それを考えずに転職して失敗しても、もう2度目の転職はできない、ということもあり得ます。

③早い段階から動く

これはキャリアプランと似ています。

 

転職サイトを見てみればわかることですが、転職案件には「FASで〇年以上勤務」「〇〇業務の経験あり」など、応募の要件が設定されています。

 

ですので、将来転職するのであれば、FASで勤務している最中から、転職に必要な経験を積んでおく必要があります。

 

ですので、将来転職をすると決めているのであれば、そのための準備を含めると、かなり早い段階から動いていた方が転職時に有利です。

 

また、早い段階から準備するためにも、キャリアプランはしっかり考えておきましょう。

おすすめの転職エージェント

先に結論

転職エージェントとは人材紹介会社のことで、登録すると自分の希望に合った求人を多数紹介してくれる。

おすすめの転職エージェントはマイナビ会計士。理由は①求人案件が最も多いから②公認会計士専門だから会計士の転職を理解しているから。

マイナビ会計士へのリンクはこちら

 

転職エージェントとは?

そもそも転職エージェントとは、人材紹介会社のことです。普通は求人サイトなどで募集案件に応募して、その企業の面接を受けるという流れになりますが、エージェントを使うと、まずエージェントに登録をして、エージェントに仕事を紹介してもらい、面接までのアプローチもエージェントに行ってもらい、面接を受けるという流れになります。

 

このエージェントを使うと以下のメリットがあります。

①面接までのアプローチを手伝ってもらえる。

エージェントは企業に私たちを紹介してくれますが、その際に私たちの長所を最大限に紹介してくれます。自分一人で転職活動を行うより、転職活動のプロであるエージェントの助力がある方が、内定をもらえる可能性は高くなるでしょう。

 

②一度に多くの案件を比較できる

エージェントは常に多数の人材募集案件を持っています。エージェントに登録するとたくさんの案件を紹介してもらえるので、その中から比較して、応募する案件を決めることができます。

 

③会計専門のエージェントがある

会計に関する仕事のみを専門に扱うエージェントがあります。普通のエージェントだと色々な仕事を扱っているので、会計のことをよくわかっていないのですが、会計系専門のエージェントだと会計のこと・会計に関する仕事にとても詳しいので、本当の意味で自分の希望を満たした転職先を見つけてくれます。

 

そんなエージェントを以下でおすすめ順に紹介していきます。

おすすめ度1位「マイナビ会計士」

おすすめ度1位は「マイナビ会計士」です!マイナビ会計士は名前の通り会計士、会計試験合格者、USCPAの方限定の転職エージェントですが、これらの方なら、迷わずマイナビ会計士を選ぶべきです。

 

理由は①求人案件数がNO1だから②会計士の転職について熟知しているからです。

 

また、マイナビ会計士はそのサイトにも記載がありますが、ネットでは公開していない案件が多数あります。私も登録しているのですが、登録に行った際にはネットにはなかった案件がとてもたくさんあり、どれもとても良質な案件ばかりでした。

 

是非とも一度登録に行ってみて、実際どのような案件があるのか目を通してみるべきだと思います。

 

マイナビ会計士へのリンクは以下です。

マイナビ会計士

おすすめ度2位「ジャスネット」

ジャスネットは会計・経理・税務・財務分野専門の転職エージェントです!会計系専門のエージェントですので、当然企業経理、FAS、コンサルなどの会計系人材を求める案件がとりそろってます。

 

ジャスネットの魅力は何といっても営業の方のレベルの高さです。会計業界は専門性が高いので、普通のエージェントだとなかなか話が伝わらないことがあります。こちらがこれまでの経験や経理の細かい業務内容の話をしても、少し会話が噛み合わなかったりするんです。

 

でも、ジャスネットならそんなことにはなりません。ジャスネットは会計系専門の転職エージェントの老舗ですで、営業さんの会計に対する理解や営業としての経験値が高いです。私もジャスネットさんの社員さんを何人か知っているのですが、もともと経理や会計事務所で勤務していたという方が多く、会計業務について皆さんとてもよく理解されてました。

 

ですので、ジャスネットに登録すれば、仕事のレベルも自分に合っている希望通りの案件を紹介してもらえるはずです。

 

ジャスネットのリンクは以下です。

【ジャスネットキャリア】

おすすめ度3位「MS-JAPAN」

 

MS-JAPANは管理部門・仕業専門のエージェントで、転職決定率No.1の実績を誇っています。

 

MS-JAPANは会計系だけでなく、財務や総務などの管理部門全般の求人を持っています。ですので、会計だけに絞らず所有案件全体でみると、所有案件数は最も多いです。

 

FASやコンサルだけでなく、財務やCEO案件なども検討したい方にはMS-JAPANが最もおすすめのエージェントです!

 

MS-JAPANへのリンクは以下です。

【MS-Japan】

【FASからの転職理由】まとめ

この記事はいかがでしたでしょうか。この記事に書いたことをまとめると以下です。

結論

FASからのよくある転職理由は激務、キャリアアップ、独立開業など。

ただ、転職には失敗がつきもの。

転職に失敗しないためには転職エージェントを利用するのがおすすめ。

 

また、FASの方向けの転職エージェントについては以下の記事で詳しく解説しています。

FAS向け転職エージェント徹底比較【利用方法も解説】

転職エージェントを比較したいFASの方、転職を検討しているFASの方向け。内容⇒転職エージェントとは?転職エージェントの比較、おすすめの転職エージェント、転職エージェントのメリット・デメリットetc。この記事を読めば、FAS勤務の方向けの転職エージェントの特徴や利用法、おすすめのエージェントを知ることができます。

この記事が、転職を考えている会計士の方に少しでも役立てば幸いです。

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