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FASからの人気の転職先【転職先ごとの年収・要件も解説】

転職しようか悩んでいるFASで働いている人「転職を検討している。でもFASで働いている人はどんなところに転職するんだろう?また、それぞれどんな仕事で年収はいくらぐらいなんだろう?

この記事ではこういった疑問に答えます。

 

先に結論

FASからの人気の転職先は事業会社、投資銀行、戦略コンサル、同業他社など。

転職の際には転職エージェントを使うのがおすすめ。

おすすめの転職エージェントはマイナビ会計士。理由は①求人案件が最も多いから②公認会計士専門だから会計士の転職を理解しているから。

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※マイナビのプロモーションを含みます。

 

 

この記事を読んだら

FASからの転職先ごとの業務内容・転職の要件・年収がわかります。

FASからの転職におすすめの転職エージェントがわかります。

この記事の信頼性

この記事の筆者は、元・会計系専門の転職エージェントです。

FASからの人気の転職先

先に結論

FASからの人気の転職先は主に5つ。

まずはFASにお勤めの方に人気の転職先を紹介いたします。

①投資銀行

②大手事業会社

③戦略系コンサル

④スタートアップ

⑤同業他社

FASからの人気の転職先は主に上記の5つです。

 

この5つの職種の業務内容・転職のための要件・年収を以下で解説していきます。

【FASからの転職先の年収】投資銀行

先に結論

投資銀行に転職する場合、FASで従事したM&A関連のポジションへの転職が多い。

投資銀行の魅力は年収の高さ・自身の成長。

業務内容

FASからゴールドマンサックスやモルガンスタンレーなどの、投資銀行に転職される方は、一定数いらっしゃいます。

 

投資銀行と言っても色々な業務がありますが、FASでの経験を活かして、M&A関連の業務に従事される方が多いようです。

 

投資銀行の特徴は年収レンジが高く、成長できる、一方、転職の際に求められる要件が非常に高レベルということです。

転職のための要件

外銀IBDへの転職の要件は以下です。

①国内外のトップレベルの大学卒もしくはMBA取得

投資銀行は当然ですが、求めるレベルが非常に高いです。

 

ですので、転職の際の最初のフィルターである学歴はトップレベルの学歴が求められます。

 

レベル感的には、MARCHレベルの方はかなり難しい、早慶の方は他に相当の強みがないと難しい、という感じです。

 

実際に働いている方のほとんどは、旧帝大以上です。

 

②年齢は30代前半まで

年齢は30代前半までです。

 

できれば転職するなら20代のうちに転職すべきで、30代前半の方は相応のスキル・経験が求められます。

 

③スキル・経験

求められるスキルとしては、ポジションによるので様々ですが、FASに在籍した期間に相応の経験は当然必要です。

 

それにプラスで、投資銀行では大手の役員クラスにプレゼンできるコミュニケーション能力を求められます。

 

また、外銀ではビジネスレベルの英語力も求められます。

年収

投資銀行の年収は、国内か外資かで異なりますが、概ね、以下の様になります。

・マネージング・ディレクター(MD) 3,000万円~数億円

・ディレクター(D) 2,500万円~1億円

・ヴァイスプレジデント(VP) 1,500万円~3,000万円

・アソシエイト(AS)1,000万円~1,700万円

・アナリスト(AN) 600万円~1,000万円

 

上記の各クラスの最大値は、外資の投資銀行でトップクラスに評価された場合ですので、相当高くなっています。

 

ただそれでも、投資銀行の年収は他とは比較にならないくらい高い水準であることは間違いないです。

 

また、上記の各クラスは順調にいけば、各クラス3~5年で昇格していけます。

 

ただ、当然狭き門ですので、特にマネージャー以上は誰でも昇格できるわけではありません。

 

【FASからの転職先の年収】大手事業会社

先に結論

大手企業の経理の魅力は年収レンジの高さ・整った福利厚生・ワークライフバランスの良さ・長く働ける安定感。

業務内容

FASで得た会計・財務の経験を活かして事業会社に転職する方は一定数いらっしゃいます。

 

転職後は経理や経営企画系でM&A戦略の立案などに従事される方が多いです。

 

大手事業会社が転職先としてもっともよく選ばれる理由は以下です。

①年収が安定している

日系の大手企業なら年収が安定します。

将来的に長く働ける転職先をお探しの方に、事業会社は人気の転職先です。

 

②ワークライフバランス

大企業ならコンプライアンス対策などが充実していますので、ワークライフバランスが整っています。

ですので、激務を理由としてFASから転職される方も、大手企業を選ぶ傾向にあります。

 

③社格が落ちない

FASからの転職の場合、皆さん結構これを気にします。

「名の知れた会社に転職したい」「将来的に安定しているであろう企業じゃないと転職するのは怖い」という気持ちが皆さんあるようです。

転職のための要件

大手企業の経理への転職の要件は以下です。

 

①年齢は30代前半まで(マネージャークラスなら40歳まで)

日系の大手企業は新卒至上主義の会社が多く、その影響から中途採用の時も年齢に厳しいです。

 

ですので、中途採用は30歳、遅くても30代前半まで、大手FASのマネージャー以上で役職付きの採用であっても、40歳あたりをボーダーにする企業が多いです。

 

②MARCH以上卒

年齢同様、日系の大手企業は学歴にも厳しいです。

 

大手企業では大学ごとの派閥があったりして、学歴があまり良くない人だと入社後に会社になじみにくいのでは?という懸念もあるようで、一定の学歴フィルターを設ける大手は多いです。

 

企業によりますが、大手事業会社の学歴のボーダーとしてはMARCHあたりでしょうか。

 

③経験

当然経験も採用の要件としてあります。仮に大手監査法人からの転職とすると、その目安は以下です。

経理スタッフ・主任クラス→FASで3~5年勤務

課長クラス→FASで6~8年勤務・5名以上のマネジメント経験あり

 

もちろんこれら以外にも、その求人ごとの要件はありますが、大手企業の目立った採用の要件はこの2つです。

年収

大手企業の年収は企業によって変わりますが、大まかには以下のイメージです。

経理スタッフ 500~600万円

経理課長 700~900万円

経理部長 1,000~1,200万円

 

また、大手企業の一番の魅力は年収レンジの高さ・整った福利厚生・ワークライフバランスの良さ・長く働ける安定感です。

 

FASと比べて残業は少ないですし、福利厚生はとても厚いです。退職金もしっかり出る企業がほとんどです。

 

こういった理由から最後の転職先として大手事業会社を選ぶ方は多いです。

【FASからの転職先ごとの年収】戦略系コンサル

 

先に結論

戦略コンサルは経営者に対する事業計画等の提案。

年収水準はとても高いが、FAS以上に激務であることもしばしば。

業務内容

戦略系コンサルとは、クライアントの経営層から受けた相談に対して、最適な提案をするという業務内容です。

 

その相談・提案は多岐に渡り、経営者の持つ新規の事業案に対する計画立案であったり、クライアントの課題に対する課題解決案の提案など。その業務の範囲はとても広く、コンサルファームによって大きく異なります。

転職のための要件

学歴くらい

戦略コンサルへの転職の際に具体的に要件となるのは学歴くらいです。

 

当然、役職のあるポジションへの転職だったら戦略コンサルでの経験が求められますが、多職種からの転職の場合、特に具体的に「〇〇業務の経験△年以上」というような業務経験は求められません。

 

戦略コンサルにはMBAを取得している方が多いですが、それが転職の際に求められることは少ないです。持っていなくても問題ないです。

 

それは、他の職種での経験は、直接は役に立たないからです。

 

むしろ戦略コンサルに求めらるのは論理的思考能力や課題解決能力です。

 

それは、戦略コンサルは仮設→検証→立案という流れで、ロジカルに課題解決案を提案することが求められるからです。

 

そのため、論理的思考能力を図るためのテストなどは面接の際に受けることが良くあります。

年収

投資銀行の年収は、国内か外資かで異なりますが、概ね、以下の様になります。

・パートナー 3,000万円~

・シニアマネージャー 1,800万円~2,500万円

・マネージャー 1,300万円~2,000万円

・コンサルタント 900万円~1,300万円

・アナリスト 600万円~900万円

 

上記の各クラスは順調にいけば、各クラス3~5年で昇格していけます。

 

ただ、当然狭き門ですので、特にマネージャー以上は誰でも昇格できるわけではありません。

【FASからの転職先ごとの年収】スタートアップ

先に結論

スタートアップはどうしても年収はFASより下がるし、IPOを目指す企業の場合、FASより激務のこともある。

それでも、やりがいやCFOへの就任など、スタートアップならではの魅力はたくさんある。

業務内容

スタートアップの場合、大手企業とは少し業務内容が異なります。

 

スタートアップの場合、大手企業のように業務は分担されておらず、とても広い範囲の業務を任されることが多いです。

 

FASからの転職ならM&Aにかかる評価業務や戦略立案などに携わるかもしれませんが、経理業務や税務業務を担当することもよくある話です。

 

また、スタートアップは、数年以内のIPOを目指しているケースも多いです。

 

ですので業務内容としてIPO準備関連業務を担当することもあり得ます。

転職のための要件

①経験

当然経験は採用の要件としてあります。経理に転職するとした場合、その目安は以下です。

経理責任者→経理や監査法人での3~5年の経験

CFO→FASでマネージャー以上

 

②年齢35歳まで

スタートアップも年齢は気にします。それはその会社内の平均年齢が若いからです。

 

スタートアップの場合、平均年齢は20代~35歳くらいまでの企業が多く、時には社長がまだ20代というような企業もあります。

 

そういった企業の場合、年齢がほかの社員より上の方を採用すると、会社にうまく馴染めないのではないかということを懸念してます。ですので、年齢は35歳までという案件は多いです。

 

経理マネージャークラスでの採用でも35歳までとすることが多いです。

年収

経理スタッフ 400~600万円

経理部長クラス 600~800万円

CFO 800~1,000万円

スタートアップの年収水準はこのくらいのことが多いです。

 

ですので、FASからの転職の場合、年収はほぼ下がります。また、福利厚生も大手企業ほどの水準にはなく、退職金もない企業がほとんどです。

 

ただ、その代わりIPOを目指している企業の場合、ストックオプションを社員に配布することが多いです。ストックオプションの価値はその企業の上場時の株価にもよりますが、時には数百万円になることもあります。

 

また、IPOを目指している企業となると、激務のこともあります。内部統制の構築などやることは山のようにありますから、監査法人にいた時より残業が増えた、なんてことも全然あります。

 

それでも、スタートアップの場合、IPOを経験できたり、役職付きの採用だったりと、魅力はたくさんあります。

【FASからの転職先ごとの年収】同業他社

先に結論

大手FASから中堅FASに転職する方は意外と多い

業務内容

実はFASからFASに転職する、という方も結構いらっしゃいます。

 

そしてこの転職のほとんどの方が大手FASから中小FASへの転職で、その転職理由は以下です。

 

①ワークライフバランス

中堅FASの中にはワークライフバランスがとても整っており、残業が少ない、というFASもあります。

FASの業務は隙が、激務から解放されたいという方が、そういったFASに転職します。

 

②中堅FASのパートナーになりたい

これもよくある転職理由で、大手FASで品質の高い業務を経験しているということを強みとして、中堅FASでパートナーを目指すという方がよくいらっしゃいます。

 

同業の中小FASに転職される方はこの2パターンが多いです。この場合、給与水準は落ちることになります。

 

また、逆に中小から大手FASに転職される方もいらっしゃいます。

 

こういった方の転職理由は逆に①給与を上げたい②より品質の高い業務を経験したいという転職理由が多いです。

 

転職のための要件

正直、大手FASから中小FASへの転職は、まず間違いなく採用されます。

 

大手FASでの経験を中小のFASは評価するからです。

 

ただ、あえて条件を言うなら年齢は40歳までです。

 

シニアアソシエイトまでは30代前半まで、マネージャークラスだと40歳まで、という感じの基準です。

年収

現在FASにお勤めの方ならよくご存じかと思いますが、FASのおおまかな年収水準は以下です。

アソシエイト 500~700万円

シニアアソシエイト 700~900万円

マネージャー 1,000~1,200万円

シニアマネージャー 1,300~1,500万円

 

上記の、下限が中小FAS、上限が大手FASというイメージです。

FAS勤務の方ににおすすめの転職エージェント

先に結論

転職エージェントとは人材紹介会社のことで、登録すると自分の希望に合った求人を多数紹介してくれる。

おすすめの転職エージェントはマイナビ会計士。理由は①求人案件が最も多いから②公認会計士専門だから会計士の転職を理解しているから。

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転職エージェントとは?

そもそも転職エージェントとは、人材紹介会社のことです。普通は求人サイトなどで募集案件に応募して、その企業の面接を受けるという流れになりますが、エージェントを使うと、まずエージェントに登録をして、エージェントに仕事を紹介してもらい、面接までのアプローチもエージェントに行ってもらい、面接を受けるという流れになります。

 

このエージェントを使うと以下のメリットがあります。

①面接までのアプローチを手伝ってもらえる。

エージェントは企業に私たちを紹介してくれますが、その際に私たちの長所を最大限に紹介してくれます。自分一人で転職活動を行うより、転職活動のプロであるエージェントの助力がある方が、内定をもらえる可能性は高くなるでしょう。

 

②一度に多くの案件を比較できる

エージェントは常に多数の人材募集案件を持っています。エージェントに登録するとたくさんの案件を紹介してもらえるので、その中から比較して、応募する案件を決めることができます。

 

③会計専門のエージェントがある

会計に関する仕事のみを専門に扱うエージェントがあります。普通のエージェントだと色々な仕事を扱っているので、会計のことをよくわかっていないのですが、会計系専門のエージェントだと会計のこと・会計に関する仕事にとても詳しいので、本当の意味で自分の希望を満たした転職先を見つけてくれます。

 

そんなエージェントを以下でおすすめ順に紹介していきます。

おすすめ度1位「マイナビ会計士」

総合評価 ☆☆☆☆☆
公開求人数 約500件
非公開求人数 全体の9割程度
対応地域 全国
紹介可能業種 事業会社、監査法人、会計事務所・税理士事務所、コンサルティングファーム
紹介可能職種 FAS、経理、税務、財務、経営企画、財務・会計コンサルタント、戦略コンサルタント

おすすめ度1位は公認会計士の方専門になってしまいますが「マイナビ会計士」です!理由は①求人案件数がNO1だから②公認会計士専門だから会計士の転職について熟知しているからです。(公認会計士でない方は2位のジャスネットさんがおすすめです!)

 

また、マイナビ会計士はそのサイトにも記載がありますが、ネットでは公開していない案件が多数あります。私も登録しているのですが、登録に行った際にはネットにはなかった案件がとてもたくさんあり、どれもとても良質な案件ばかりでした。

 

是非とも一度登録に行ってみて、実際どのような案件があるのか目を通してみるべきだと思います。

 

会員登録は以下で行うことができます。

マイナビ会計士

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おすすめ度2位「ジャスネット」

公開求人数 約4,500件
非公開求人数 非公開
対応地域 全国
紹介可能業種 事業会社、監査法人、会計事務所・税理士事務所、コンサルティングファーム
紹介可能職種 FAS、経理、税務、財務、経営企画、財務・会計コンサルタント、戦略コンサルタント

ジャスネットは会計・経理・税務・財務分野専門の転職エージェントです!会計系専門のエージェントですので、当然FASの案件も大量に持っています!

 

ジャスネットの魅力は何といっても営業の方のレベルの高さです。会計業界は専門性が高いので、普通のエージェントだとなかなか話が伝わらないことがあります。こちらがこれまでの経験や経理の細かい業務内容の話をしても、少し会話が噛み合わなかったりするんです。

 

でも、ジャスネットならそんなことにはなりません。ジャスネットは会計系専門の転職エージェントの老舗ですで、営業さんの会計に対する理解や営業としての経験値が高いです。私もジャスネットさんの社員さんを何人か知っているのですが、もともと経理や会計事務所で勤務していたという方が多く、会計業務について皆さんとてもよく理解されてました。

 

ですので、ジャスネットに登録すれば、必ず希望通りの案件を紹介してもらえるはずです。

 

ジャスネットのリンクは以下です。

【ジャスネットキャリア】 

おすすめ度3位「MS-Japn」

公開求人数 約5,500件
非公開求人数の割合 非公開
対応地域 全国
紹介可能業種 事業会社、監査法人、会計事務所・税理士事務所、法律事務所、金融系、コンサルティングファーム
紹介可能職種 FAS、経理、税務、財務、管理系全般(人事、総務、法務)、経営企画、財務・会計コンサルタント、戦略コンサルタント

MS-JAPANは管理部門・仕業専門のエージェントで、転職決定率No.1の実績を誇っています。

 

MS-JAPANは会計系だけでなく、財務や総務などの管理部門全般の求人を持っています。ですので、会計だけに絞らず所有案件全体でみると、所有案件数は最も多いです。

 

当然FASの案件もたくさん持っていますし、また、財務やCEO案件なども検討したい方にはMS-JAPANが最もおすすめのエージェントです!

 

MS-JAPANへのリンクは以下です。

【管理部門特化型エージェントNo.1のMS-Japan】 

 

【FASから人気の転職先】まとめ

この記事はいかがでしたでしょうか。この記事に書いたことをまとめると以下です。

結論

FASからの人気の転職先は事業会社、投資銀行、戦略コンサル、同業他社など。

転職の際には転職エージェントを使うのがおすすめ。

おすすめの転職エージェントはマイナビ会計士。理由は①求人案件が最も多いから②公認会計士専門だから会計士の転職を理解しているから。

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また、FASの方向けの転職エージェントについては以下の記事で詳しく解説しています。

FAS向け転職エージェント徹底比較【利用方法も解説】

転職エージェントを比較したいFASの方、転職を検討しているFASの方向け。内容⇒転職エージェントとは?転職エージェントの比較、おすすめの転職エージェント、転職エージェントのメリット・デメリットetc。この記事を読めば、FAS勤務の方向けの転職エージェントの特徴や利用法、おすすめのエージェントを知ることができます。

この記事が、転職を考えている方に少しでも役立てば幸いです。

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