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公認会計士はやめとけ?そんなことないです!【年収・難易度も解説】

公認会計士試験を目指すか悩んでいる人公認会計士を目指そうかと思うんだが、とても難しい試験だと言うし、ネットには「やめとけ」と書いてある。やっぱり目指さない方が良いんだろうか」

この記事ではこういった疑問に答えるために、公認会計士試験やめとけと言われる理由一つ一つに対して、公認会計士試験に合格した筆者が本音で答えていきます。

 

結論から先に言うと、私は公認会計士試験はとても魅力的で、目指す価値のある資格だと思います。

先に結論

試験は難しい。でも年収が高く、転職もしやすくなる公認会計士資格は今後も魅力的。

おすすめの予備校はCPA会計学院。理由は①合格者数が圧倒的に多いから②講師への質問が最もしやすいから。

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こんな人向けの記事です

公認会計士を目指そうか悩んでいる人

公認会計士の実情を知りたい人

この記事の信頼性

この記事の筆者は、2年の勉強期間で公認会計士試験に合格しています。

公認会計士はやめとけと言われる理由①難しい、合格まで時間がかかる

先に結論

公認会計士試験が難しいのは事実。合格の勉強時間は平均3000~5000時間(2~3年)

 

まず、公認会計士はやめとけと言われる最も大きな理由は、やはりその難しさです。

 

では、どのくらい難しいかと言うと、まず、公認会計士試験合格までは、平均で3000~5000時間の勉強時間が必要だと言われています。年数でいうと平均で2~3年の勉強時間で合格している人が多いです。

 

また、近年の公認会計士試験の合格者数・合格率は以下です。

  合格者数 合格率
2015 1,051人 10.3%
2016 1,108人 10.8%
2017 1,231人 11.2%
2018 1,305人 11.1%
2019 1,337人 10.7%
2020 1,334人 10.1%

公認会計士・監査審査会HPより

だいたい合格率は毎年10~11%ほどです。10人に1人合格するといえば意外と簡単そうですが、そもそもの受験者が難関大学出身者・在籍者がほとんどで、その10%ほどしか合格しないと考えると、、やはり難関資格であることは間違いないと思います。

 

また、わかりやすく他の資格との比較でいうと、公認会計士試験は日本で2番目に難しい国家資格だと言われています(一番は司法試験です)。この下には司法書士や社労士などがあります。

 

公認会計士試験の難易度については以下で詳しく解説していますので、よかったら読んでみてください。

公認会計士試験の難易度【簡単に合格する方法も教えます!】

公認会計士試験の難易度を知りたい人向け。内容⇒資格難易度ランキング、公認会計士試験合格者データ、合格までの勉強時間、その他効率のいい勉強法など

 

ということで簡単に説明しましたが、公認会計士試験が難しい資格であることは本当です。合格までは2~3年の勉強時間が必要になるので、最低でも2年間勉強を続けられそうと思わないのなら、目指さない方がいいと思います。

 

ただ、この記事で詳しく解説していきますが、難関である試験さえ合格できれば、それに見合う大きなメリットが公認会計士にはありますので、目指す価値はある資格です。

公認会計士はやめとけと言われる理由②激務

先に結論

繁忙期(4~5月)は忙しいけど、閑散期は時間に余裕がある。

 

次の、よく言われる公認会計士はやめとけと言われる理由は、「公認会計士は激務だ」ということです。

 

これはどういうことかと言うと、公認会計士試験に合格した人の80~90%は監査法人という業種の会社に就職します。監査法人とは会計監査という業務を行う企業です。

 

この会計監査とは、企業等の決算書などの会計情報について不正や誤りがないかを調べる業務です(これは公認会計士の独占業務、つまり公認会計士資格を持っていないと、やってはいけない業務です)。

 

そして、この業務なのですが、実は4~5月だけ圧倒的に忙しいのです。なぜなら、すでに申し上げたように公認会計士は企業の決算書などの会計情報を監査するわけですが、日本の企業のほとんどは4月から次の年の3月を会計年度としていますので、その決算書は3月末の締めが終わり次第、つまり4月に作成されます。

 

監査法人はその決算書について監査を行うので、企業が決算業務ある程度終えた4月の中旬から監査を行うことになります。日本の企業はほとんどが3月末締めの決算ですので、多くの企業への監査業務がこの4月中旬~5月中旬ころに集中します。よって、監査法人は4~5月だけ圧倒的に忙しくなるのです。

 

では、その忙しさはどのくらいかと言うと、だいたい4,5月は監査法人の社員は、人によりますが70時間以上は残業すると言われています。これでも最近は労働基準法が厳しくなったので抑えられてきており、昔は100時間は残業するのが当たり前だったようです。

 

大変そうですよね。

 

ただ、実際のところ、確かに4,5月は忙しいのですが、それ以外の月はそうでもないようです。これもどういう会社を担当に持つかによるのですが、繁忙期以外は月20~30時間、閑散期はほぼ残業ゼロという人も結構います。

 

そして、当然ですが残業代はしっかり全て出ます。ですので、公認会計士は繁忙期はとても稼ぎます。繁忙期だけは月の給料が2倍近くになる、ということも普通にあります。

 

まとめると、公認会計士は確かに激務で繁忙期はけっこう残業します。でも、閑散期はそれほどでもないようです。ですので、公認会計士は激務と言うよりは、「時期によって残業時間が大きく変わる」と言った方が適切なのではないでしょうか。

 

よって、「全く残業したくない」という方には合わないと思いますが、「そういった働き方も別に悪くない」と思う方はそれほどきつく感じないかなと思います。

公認会計士はやめとけと言われる理由③就職できない

先に結論

公認会計士が就職難だったので昔の話。今はむしろ売り手市場

 

次に説明する「公認会計士はやめとけ」と言われる理由は「公認会計士試験に合格しても就職できない」と言うものです。

 

これは事実だとすると、公認会計士を目指すモチベーションだいぶ落ちますよね。就職できないなら、そんな難しい試験を取っても意味ないですもんね。

 

ただ、これははっきり言いますが、就職できないというのは全くの嘘です!むしろ、就活はめちゃくちゃ余裕になります!

 

では、なぜ公認会計士は就職できないと言われるのか、それは「昔、公認会計士試験に合格しても就職できなかった時期があった」からです。

 

これはどういうことかと言うと、以下のような経緯があります。

2007年頃、日本ではJ-SOXと呼ばれる内部統制監査制度が導入されました。これは公認会計士の独占業務である会計監査業務の内の一つです。

 

「これが導入されると、会計監査にはより多くの時間と人が必要になる。だから日本の公認会計士をもっと増やさないといけない。」と、当時の国は考えました。

 

そのことから国は、2006~2008年ごろ、公認会計士試験の合格者数を、それまでは毎年1300人ほどだったのを、3000~4000人と一気に増やし、会計監査を行う監査法人も公認会計士試験合格者の採用を一気に増やしました。

 

しかし、J-SOXが導入されると、予想していたほど時間と人はかからないということが分かり、監査法人は一気に採用者数を減らしました。このことにより、2010年頃から、公認会計士試験に合格したのに就職できないという状況、つまり公認会計士試験合格者の就職難の時代に入りました。

 

それを解消するために国は、2010~2012年頃に、合格率を6~8%ほどに一気に下げました。そうすると今度は、社会が公認会計士不足となりました。(バカみたいな話ですよね)

 

このことから国はまた2017年頃から合格者を、今度は一気にではなく徐々に増やしています。

公認会計士の試験合格者数、就職市場はこんな経緯をたどってきています。

 

ですので、「公認会計士が合格しても就職できない」という噂を耳に挟むことがあるかもしれませんが、これは2010年頃の噂がまだ残ってしまっているものだと思います。

 

経緯にも書いた通り、今は世間は公認会計士不足であり、公認会計士試験合格者はとても就職しやすい状況、就職市場は売り手市場が続いています。

 

その証拠に、大学を中退し、9年間フリーターをやっていた筆者は、31歳の時に公認会計士試験に合格し就活したら、4大監査法人全てから内定をいただくことができました。自分でいうのもなんですが、普通だったら就職先を見つけることすら困難なやばい状況ですよね笑

 

こんなやつでも就活が余裕になったので、公認会計士試験に合格しても就職できないなんて状況はまずありえないと考えてください。公認会計士試験に合格した後の、就活のことは心配しなくて大丈夫です。

公認会計士はやめとけと言われる理由④AIに仕事を奪われる

先に結論

AIが開発されたら仕事を奪われるのではなく、会計士の仕事のスタイルが変わる

 

4つ目の「公認会計士はやめとけ」と言われる理由は「公認会計士は将来AIに仕事を奪われる」というものです。

 

これは2013年にオックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授が発表した論文で「機会が奪う職業ランキング」で会計士が2位にランクインしたことにより、語られている噂です。

 

ただ、これもはっきり言えますが、答えはNOです。

 

なぜなら、理由②でも書いたように、公認会計士は繁忙期はとても忙しいんです。正直、むしろ早くAIを開発してほしいです笑

AIの手でも借りたいです。

 

ですので、世間では「会計士なんで数字の計算やってるだけだしAIできただ仕事なくなるでしょ」と言われていますが、会計士業界では以下のように言われています。

AIが開発されることで、会計監査のスタイルが変わっていく

これはどういうことかと言うと、会計監査と言うのはすでに申し上げた通り、会社の決算書に不正や誤りがないか調べる仕事で、公認会計士のほとんどはこの業務に就いています。

 

ただ、会社の決算書に不正や誤りがないか調べるといっても、企業の取引は年間何万件とおこなわれており、会計帳簿にはシステムによって無数の処理が行われているので、実際、その全てを調べるのは不可能です。

 

ですので、会計監査では、その全てを調べるのではなく、会社の取引や資産などからサンプルを選定して、そのサンプルを検討し、その検討結果から統計学的に全体の状況を推測する、という方法で監査を行っています。

 

ちょっと難しい話ですけど、要は、会計監査では、企業の会計の全てではなくその中から選んだサンプル数件だけを調べているんです(誤解を生まないために記載しますが、他にもいろいろな角度から監査を行うことで、これでも合理的な結論を導くことができる、と考えられているので、このサンプルを利用した監査方法がとられています)。

 

これは、企業の会計情報は膨大な量があり、人の手ではその全てを調べるのは不可能だからこのような手法がとられているのですが、AIが開発されたらどうでしょう?もしかしたら企業の会計全てを調べることも可能になるかもしれないですよね?

 

そうなんです。AIが開発されたら、会計監査はサンプルを選定する方法から、企業の会計全てを調べるという方向に移っていくだろう、と言われています。

 

もしそうなったら会計士の仕事量は爆発的に増えます。それをAIが手伝ってくれるからと言っても、会計士の仕事が減ることは無いかと思います。

 

ですので、AIが開発されたら会計士の仕事はAIに奪われる、なんてことはないです。その仕事のスタイルが変わります。

公認会計士のメリット

先に結論

公認会計士は年収が高い、税理士資格ももらえる、就職・転職にとても強いなどの大きなメリットがある

 

ここからは、公認会計士のメリット、魅力を書いていきます。

公認会計士のメリット①年収が高い

公認会計士の主な就職先には、監査法人、会計系コンサルタント、戦略系コンサルタント、上場企業の経理(課長以上)などがありますが、どれも高収入です。

 

どこも就職初年度から年収500万円以上、5~10年働けば年収1000万円を超えます。

 

公認会計士のメリット②税理士会に登録すれば税理士資格も取得できる

公認会計士は税理士会に登録するだけで税理士資格をもらえるんです。税理士試験に合格する必要はないです!

 

ですので、一度公認会計士試験に合格してしまえば、その後、税理士登録をして、税理士として独立して会計事務所を開業する、なんてことも可能です。

公認会計士のメリット③仕事を失うことは無い

公認会計士は仕事を失うことはまず無いと考えていただいていいです。なぜなら、資格として具体的に示すことができるので、就職・転職にとても強いからです。

 

ですので、もし今自分が働いている会社が嫌になった時、もし自分の働いている会社が倒産した時、それでも仕事は失わないです。むしろ上記で述べたような年収の良い会社に転職できます。

 

また、上記で述べたように税理士として独立開業することだって可能です。

 

公認会計士のメリット④合格できなくても簿記1級を取れれば全然就職できる

日商簿記1級と言う資格があります。これは会計(簿記)の資格であり、簿記資格の中で最も難しいものです。ですので社会からは簿記1級を持っていれば会計のスペシャリストとして見られ、就活でもとても評価される資格なのですが、公認会計士試験の勉強をしてればまあまず合格できます。

 

もちろん簿記1級も難しいのですが、それより上にあるのが公認会計士なので、公認会計士試験を本気で勉強していた人ならまあまず簿記1級は取れると思います。

 

そしれ、簿記1級をとれれば全然就職できます。年収1000万円だって全然目指せます。

詳細は以下の記事にまとめていますので、よかったら参考にしてみてください。

簿記1級で年収500万円は余裕!【公認会計士資格は必要ないです】

公認会計士になるための勉強時間が知りたい人向け。内容⇒転職・就職して年収を上げたいと思っている人向け。内容⇒簿記1級で年収500万円稼げる理由、おすすめ転職エージェント

おすすめの公認会計士試験の予備校

先に結論

おすすめはCPA会計学院。値段が気になるならLECもあり!

ここでは、おすすめの予備校をご説明いたします。

 

私が予備校を評価するうえで重要視している点は以下です。

・教材はわかりやすいか

・授業はわかりやすいか

・質問に対するフォロー体制

・デジタル対応

教材・授業のわかりやすさは当然ですが、こちらからの質問にしっかり答えてくれるかというのは、とても重要な点の一つだと思います。質問しても疑問が解決しなかったり、なかなか質問できない環境だと勉強の効率が落ちるので。

 

また、予備校に入っても学習の中心は自習になりますので、自習のしやすさ(いつでもどこでも学習できるか)と言う意味で、デジタル対応も重要な点の一つです。教材や授業がネットで見れたり、ネットから質問ができると勉強の効率が上がります。

 

これらの点から、私がおすすめする予備校はCPA会計学院です。正直、今入学するならこの予備校一択です。また、コスパ面を重視するならLECです。

 

CPA会計学院

 

受講料 60~85万
直近の合格者数 786名
校舎の数 5校

 

CPA会計学院のメリットは以下です。

驚異的な合格者数

教材・講師の質の高さ

デジタル対応が最も進んでいる予備校

フォロー体制も予備校の中で最も充実している

 

驚異的な合格者数

CPA会計学院(通称:CPA会計学院)は2023年の合格者数トップの公認会計士予備校です(2023年 合格者数786名 合格者占有率50.9%)。

 

公認会計士試験の予備校は、TACと大原が昔からの大手で、2015年ほどまではこの2校で合格者の大半を独占していました。

 

そこに近年急成長したのがCPA会計学院で、2021年に合格者数でトップに立ち、今では合格者占有率50.9%と合格者の半分を輩出しています。

 

これだけ急成長した理由としては、講師の質の高さ、教材の質の高さ、サポート体制の充実が挙げられます。詳細を以下で解説していきます。

 

有名講師陣

CPA会計学院は数年前に他の予備校から有名講師を引き抜いており、講師の方はみなさん公認会計士会では有名な講師です。ですので、授業の質はとても高いです。

 

また、CPA会計学院にはチューターという制度があるのですが、こちらもとても評判がいいです。チューターとは前年に公認会計士試験に合格した方達のことで、大学在学中に合格した方が中心のようです。

 

CPA会計学院の校舎には講師だけでなく、このチューターが常駐しており、生徒の質問対応をしています。前年に実際に合格しているチューターの方々は知識が新鮮ですし、自分が抱えているのと同じような悩みを必ず経験しているはずなので、そんなチューターの方々に質問できるのは、とても有意義だと思います。

 

教材の質の高さ

CPA会計学院の教材はとても質が高いことで有名です。私も実際にCPA会計学院の教材を使ったのですが、とても良い教材でした。教材が分かりやすく書いてあることは当然として、私が非常に助かったのが、CPA会計学院の教材には、範囲ごとにA~Cの重要性が書いてあることです。

 

公認会計士試験の範囲の中には、ほとんど本番で出題されないので捨てるべき部分としょっちゅう出るので重点的に勉強すべき部分があります。A~Cの重要性はその判断に使え、それは学習の効率をグンと上げてくれます。

 

また、この重要性は答練や模試にも書いてあるので、実際の試験で「難しいので捨てるべき問題を捨てる練習」にも使えます。公認会計士試験では「難易度が高すぎて、解こうとするととても時間がかかるし正答率も低いので捨てるべき問題」が毎年必ず出題されます。

 

問題を解く練習も大切ですが、問題を捨てる練習も同じくらい大切です。その練習ができるのはとても助かります。

 

デジタル対応

CPA会計学院は大手予備校の中で最もデジタル対応が進んでいます。具体的には以下のようなデジタル化が図られています。

・全ての教材がwebでも読める。(もちろん紙媒体の物ももらえます)

・講義は全てwebでも受講できる

・講義は音声データ版もある(電車や寝るときにイヤホンで講義を聴ける)

ここまでデジタル化されていますので、いつでもどこでも勉強できます。勉強は電車やカフェでも勉強したいという方にとって、これはとても助かると思います。

 

通信のフォロー体制

CPA会計学院の強みとして校舎に講師が常駐しているので、いつでも質問できると記載いたしましたが、CPA会計学院は通信コースの方も講師・チューターに質問できます。

 

その方法は電話・メール・Zoom・バーチャル校・対面と全ての質問方法がそろっていますので、通信でもわからないところはすぐに質問できます。

 

また、授業は上記のweb講義を視聴でき、教材は紙の物とデジタル教材の両方をもらえますので、通信と通学の差はほとんどないと思います。

 

まとめ

これら以外にも、CPA会計学院は公認会計士専門の予備校である、綺麗な自習室がある、女子専用自習ブースがあるなど環境が整いまくってます。

 

正直、本気で合格を目指すならCPA会計学院に入っておけば間違いないです。

 

CPA会計学院に入るなら、無料授業体験がついてくるので、まずは資料請求がおすすめです。

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LEC

 

受講料 45~55万
直近の合格者数 非公開
校舎の数 29校+提携校

LECのメリットは以下です。

受講料が安い

企業法に強い

まずは確実に短答式に合格しに行くカリキュラム

最低限のフォロー体制・デジタル対応は整っている

 

受講料が安い

LECのメリットは何といっても受講料の安さです。大手3校(CPA会計学院、大原、TAC)の受講料が、コースにもよりますがだいたい75~85万円ほどであるところ、LECは45~55万円ほど、短答式までのコースなら278,000円となっております。

 

「安いんなら、その分質も落ちるんじゃないの?」

このように思う方もいらっしゃると思いますが、それほど他の予備校と変わりません。私は全ての予備校のテキストを読んで比較したのですが、テキストも他と大して変わりません。また、以下に記載しているようなLECならではの強みもたくさんあります。

 

企業法に強い

LECは法律系の資格に強い予備校です。ですので、LECは企業法にとても強いんです。

 

その最たる例としては、本試験問題の的中があります。

 

公認会計士論文式試験では2018年と2019年はかなり癖のある問題が出題されました。これは企業法が得意の受験生でも簡単には正答できない問題で正答率はとても低くなりました。しかし、LECはこの問題を直前答練で出題していたんです!2019年試験に関しては大問4問中3問的中という驚異的な的中率を見せました。

 

その結果、それらの難題を他の予備校生が落としたのに対し、LEC生は多くが正答し、企業法の偏差値でLEC生が他の予備校生に大きく差をつけました!

 

これは、司法試験や司法書士などの法律系資格に強いLECならではの強みだと思います。公認会計士試験は偏差値方式ですので、科目で平均点以上の得点を残すことができるととても大きいです。LECに入れば企業法で他の受験生に大きく差をつけ、合格に大きく近づけるかもしれません。

 

まずは確実に短答式に合格しに行くカリキュラム

公認会計士試験は短答式(1次試験)と論文式(2次試験)がありますが、通常、予備校では最初から短答式と論文式の知識の両方を教えておきます。

 

この学習カリキュラムは

「まずは短答式に集中して、確実に短答式に合格したい」

という考え方の人は、「論文式については短答式合格後から教えてほしい」と感じると思います。

 

私もそういう意見であり、短答式もとても難しいので、まずは確実に短答式に合格しに行くべきだと思います。ですので、このLECのカリキュラムは私はとても賛成です。

 

また、「まずはしっかり短答式に合格したい」という人は、まずはLECで短答式に合格し、合格後に他の予備校の論文式コースに移籍する、というのはかなり有効な戦略だと思います!(実際、この戦略をとる人は結構います)

 

フォロー体制・デジタル対応

LECのフォロー体制としては「教えてメイト・教えてチューター」という制度があります。教えてメイトは受講生同士で質問しあえる機能で、教えてチューターはチューターの方に質問できる機能です。

 

どちらもオンラインから利用できるようなので、通信の方も質問は通学生徒同じようにできるようです。

 

また、デジタル体制としては、通信コースの方はスマホ・タブレットで授業の動画・音声データがダウンロード可能です!これを利用することで、通信の方はいつでもどこでも授業を見れます。

 

ただ、データ版の教材は無いようですので、教材は紙面の物のみです。

 

まとめ

ここまで書いたように、LECはとても安いですが、大手とほとんど変わらない予備校です。

 

コスパを重視する方にはLECがおすすめですので、LECに興味を持った方は是非以下のHPからお申し込みください。

LEC

「公認会計士はやめとけ」まとめ

この記事はいかがでしたでしょうか。

 

この記事で書いたことをまとめると以下です。

結論

試験は難しい。でも年収が高く、転職もしやすくなる公認会計士資格は今後も魅力的。

おすすめの予備校はCPA会計学院。理由は①合格者数が圧倒的に多いから②講師への質問が最もしやすいから。

CPA会計学院へのリンクは以下(無料授業体験がついてくるので、まずは資料請求がおすすめです)。

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この記事を読んで公認会計士を目指そうと思った方は、以下の記事で公認会計士の予備校についてまとめてますので、よかったら参考にしてください。

公認会計士予備校を徹底比較【完全まとめ】

公認会計士試験用の予備校を検討している人向け。内容⇒CPA会計学院,TAC、大原、LEC、クレアールという5つの予備校をあらゆる面で比較しています。

また、独学で目指したいという方は、私は独学で合格したのですが、以下の記事で使った教材をまとめていますので、よかったら参考にしてください。

独学合格者の公認会計士テキスト完全まとめ【全て公開してます】

公認会計士試験の独学用テキストを探している方向け。内容⇒独学合格者の使った教材全て公開、全ての教材の解説、科目ごとの勉強法

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