
USCPAの資格取得を検討している社会人「USCPAを取ったら、本当に年収アップできるの?」
この記事ではこういった疑問に答えます。
先に結論
USCPAは年収600万〜2,000万円のキャリアを築くための強力な武器になる。
USCPA取得におすすめの予備校はCPA会計学院。理由は圧倒的に費用が安いこと、学位取得などトータルサポートだから。
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USCPA向けの予備校は、以下の記事でいろいろな角度から比較しています。よかったらこの記事も読んでみてください。

【徹底比較】USCPA(米国公認会計士)予備校おすすめランキング
USCPAの取得を検討している方、USCPA試験向けの予備校選びに迷っている方向け。内容⇒USCPAの概要、メリット、予備校、予備校比較ランキングetc。この記事を読めば、おすすめのUSCPA向けの予備校やUSCPAの難易度、合格までの勉強時間、受験方法などがわかります。
この記事を読んだら
USCPAの年収相場がわかります。
USCPA取得後に年収をアップする方法がわかります
この記事の信頼性
この記事の筆者は監査法人勤務経験のある公認会計士です。
目次
USCPAとは?年収との関係
先に結論
USCPA(米国公認会計士)はアメリカの会計基準における会計資格
USCPAは日本でも評価が高い。
USCPA(United States Certified Public Accountant)は、アメリカの会計基準における会計資格です。
日本の公認会計士と異なり、会計・監査・税務・ビジネス法などの広範な知識を英語で学び、英語で受験する点が特徴です。
USCPAを取得すると、特に以下のような業種・ポジションで年収アップが期待できます:
- 監査法人
- 外資系企業の経理・財務ポジション
- コンサルティングファームの会計・M&Aアドバイザリー
- 米国本国でのキャリア
USCPAは転職市場でも「即戦力」として扱われ、未経験からでも監査法人に入りやすいルートとして人気を集めています。
USCPA取得後の年収相場
先に結論
USCPA取得者の年収は監査法人で600万〜900万円、外資経理で700万〜1,000万円、コンサルでは1,000万〜1,500万円超も狙える。
これはスタート時点の年収であり、昇格すればより年収はアップする。
USCPAを取得した後の進路としては、以下のようなキャリアパスが代表的です。それぞれの分野での年収水準や特徴を詳しく解説します。
監査法人
日本の大手監査法人(Big4など)では、USCPA保持者の年収はスタッフで600万〜900万円が目安です。
英語力を活かせる「国際部門」や「海外子会社監査チーム」などでは、早い段階でプロジェクトリーダーとしての活躍も期待されます。
シニアスタッフやマネージャーになると年収は900万〜1,200万円に到達するケースもあります。
外資系企業の経理・財務ポジション
外資系企業の経理・財務部門におけるUSCPA人材の年収は、700万〜1,000万円が一般的です。
特にグローバル経理、レポーティング、財務分析、内部統制などのポジションで高評価を受けます。
国際的な財務基準(IFRSやUS-GAAP)への理解、英語でのレポート作成や海外本社とのやり取りが求められるため、USCPA資格は即戦力として採用されるケースが多いです。
シニアアカウンタントやコントローラー、ファイナンスマネージャーに昇進すれば、年収1,200万円超も視野に入ります。
コンサルティングファームの会計・M&Aアドバイザリー
会計士系コンサルティングファーム(FAS部門やM&Aアドバイザリー)は、年収レンジは1,000万〜1,500万円が平均的で、成果報酬型の年俸体系が一般的です。
主な業務領域:
- 財務デューデリジェンス(FDD)
- 株価評価・バリュエーション
- PMI支援(買収後の統合)
戦略系コンサルやクロスボーダー案件に携わると、1,500万円超のオファーを受けることもあり、ハイエンド志向のキャリアパスを歩めます。
米国本国でのキャリア
米国現地でUSCPAとして働く場合、アソシエイトレベルでの年収は$60,000〜$80,000(約850万〜1,100万円)が相場です。
ニューヨーク、シリコンバレーなどの都市部では、$100,000超(約1,300万円〜)のオファーも珍しくありません。
さらにマネージャー、シニアマネージャーへ昇格すれば、報酬は大幅に増加。成果主義の報酬体系の中でキャリア次第では年収2000万円の世界も開かれています。
ただし、当然ですが就労ビザやグリーンカードの取得は必須であり、現地採用に至るには一定のハードルがあります。
USCPAが年収を伸ばすキャリアパスのポイント
先に結論
USCPAで年収を伸ばすには、監査法人で実務経験を積んだ後、外資系やコンサル、上場企業のCFO候補などにキャリアアップするのが王道。
英語力や専門性(M&A、税務、IFRS、ERP等)との掛け合わせが、高収入を実現するカギとなる。
USCPAを取得するだけでは、年収アップは限定的です。年収を大きく伸ばすには、戦略的にキャリアを構築していく必要があります。以下に代表的なキャリアパスを紹介します。
- ①監査法人での実務経験を積む
Big4(PwC、EY、KPMG、Deloitte)や中堅監査法人で経験を積むことで、財務報告・内部統制・監査対応力が身に付きます。特に英語でのクライアント対応経験は貴重な武器になります。
- ②企業内会計・財務部門へのキャリアチェンジ
上場企業や外資系企業の経理・財務・FP&A部門に転職することで、企業経営に近いポジションで活躍できます。企業によってはCFO候補としてキャリアが開けることも。
- ③専門性を深める
国際税務、移転価格、IFRS、ERP導入支援などの専門性を高めることで、プロフェッショナルとしての価値が増し、報酬も比例して上昇します。
- ④コンサルティングファームや投資銀行へ
会計士としての視点を活かし、財務デューデリジェンス、バリュエーション、PMI支援などの業務に携わると、年収は1,000万超が見えてきます。
- ⑤語学・MBAとの掛け合わせ
ビジネスレベルの英語や、米国MBAなどを取得することで、グローバル企業や外資コンサルのマネージャー職への扉が開きます。
このように、USCPAはスタートラインにすぎません。その後のキャリア構築こそが、年収を飛躍させる決め手となります。
USCPAと公認会計士の比較(年収など)
先に結論
USCPAは英語力と国際的な会計知識を評価される資格で、比較的短期間で取得可能。
日本の公認会計士は難易度が高いが専門性が高く安定性もある。
USCPAと日本の「公認会計士」は、それぞれ異なる特徴を持ちます。ここでは、それぞれの資格の難易度・取得コスト・年収への影響などを総合的に比較します。
資格 | 難易度 | 勉強時間 | 期待年収 | 主な活躍分野 |
---|---|---|---|---|
USCPA | 中(英語・会計力が必要) | 1000~1500時間 | 600〜2,000万円 | 監査法人、外資経理、財務コンサル など |
日本の公認会計士 | 非常に高い(合格率10%未満) | 3000~5000時間 | 600〜2,000万円 | 監査法人、IPO支援、財務コンサル など |
それぞれの資格の強みと弱みは以下の通りです:
- USCPA:比較的短期間で国際会計キャリアのスタートラインに立てる。英語力がある人に有利。
- 公認会計士:国内における会計資格の最高峰。監査法人や経理職での信頼性は抜群。
「短期間で年収アップを目指したい」「国際舞台でキャリアを築きたい」という人にはUSCPAがマッチします。
USCPA合格までの勉強法と講座活用
先に結論
USCPA取得には試験以外にも、学位・単位の取得が必要
そのあたりもトータルでサポートしてくれる予備校への入学が必須!
USCPA試験は、会計・監査・税務・ビジネス法を中心に4科目から構成され、英語で出題されます。
また、試験だけでなく、USCPA取得には学位・単位を取得する必要があります。これは申請する州ごとにルールが違います。
■ USCPA合格までのステップ
- 出願に必要な学位・単位の取得(州によって異なる)
- FAR・AUD・BEC・REGの4科目合格を目指す
- ライセンス取得
勉強だけでなくUSCPAの取得には学位の取得や州ごとのルールの理解などが必要です。
その辺りも予備校に入ればトータルでサポートしてくれるのでUSCPA取得には予備校に入るのがおすすめです!
USCPAおすすめ予備校ランキング

先に結論
価格が圧倒的に安いにもかかわらず講義・教材の質が高いCPA会計学院一択!
CPA会計学院は学位の取得、願書提出までトータルサポート!
以下で各予備校の詳細をおすすめ順に書いていきます。
おすすめの基準
・合格実績
・料金
・資格取得手続サポートの充実
・教材の質
おすすめ第1位 CPA会計学院
講座費用 | 396,000円 |
単位取得費用 | 全て講座費用に含まれている |
校舎の数 | 全国に5校 |
教材 | ☆☆☆☆☆ |
受講可能期間 | 2年(単位取得費用は3年間CPA会計学院が負担) |
おすすめ度1位はCPA会計学院です。理由は質・コスパともに高いからです。詳細は以下で解説します。
合格実績
CPA会計学院は公認会計士試験において圧倒的な合格実績(2024年公認会計士試験合格者占有率60.7%)を持っています。
詳細は以下の記事参照

この記事を読むと公認会計士試験用の予備校5校を色んな観点から比較することができます。
CPA会計学院は公認会計士試験において近年急速に合格者を増やしたのですが、合格者が増えた一番の要因は講義と教材の質の高さです。
CPA会計学院の教材の質、講義の質は疑う余地のないものと考えていいと思います。
トータルの費用
料金比較表に記載したとおり、価格はCPA会計学院が圧倒的に最安です!
また、CPA会計学院以外の予備校は講座費用とは別に単位取得費用が掛かってしまう&必要単位数は受験する州によって異なるので、総費用がややこしいですが、
CPA会計学院は単位取得のために追加料金が一切かからないのでわかりやすいです!
教材
CPA会計学院のUSCPA講座はCPA会計学院が公認会計士試験で蓄積したノウハウが詰め込まれたオリジナル教材です。
その質が高いのもさることながら、
教材は全て紙の教材&Web教材の両方があるので、スキマ時間にスマホ等でも読めます!
これは他の予備校にはないサービスです。
勉強時間の限られる社会人の方には特にCPA会計学院をお勧めします!
単位取得サポート
CPA会計学院は資格取得までの単位取得や出願州についての相談も何度でもできます。
また、USCPAは試験合格後の資格登録の手続きがすべて英語ですし、ややこしいですが、CPA会計学院なら追加料金なしですべてサポートしてくれます。
また、何度も言いますが、CPA会計学院は単位取得のために追加費用が一切かかりません!
資格取得までのサポート体制が最も充実している予備校はCPA会計学院です。
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おすすめ第2位 アビタス
講座費用 | ライトパック:605,300円 フルパック:804,300円 |
単位取得費用 | 講座費用に含まれている。 |
校舎の数 | 2校(新宿、梅田) |
教材 | ☆☆☆☆☆ |
受講可能期間 | 5年 |
合格実績
アビタスは累計で5,000人を超える合格者を輩出しており、毎年合格者の半分以上はアビタス在籍者です。
アビタスはUSCPAの予備校の中で圧倒的な実績を持っており、実績では他の予備校と比較にならないほど優位です。
トータルの費用
上記の料金比較表に書いた通り、アビタスは料金は少し高めです。
資格取得まで一貫したサポート
アビタスは一度受講料を払えば受講可能期間は5年間と長いです。
この5年間の間なら、講義は何度でも受けられますし、講師への質問、資格取得までの単位取得や出願週についての相談も何度でもできます。
また、USCPAは試験合格後の資格登録の手続きがすべて英語ですし、ややこしいですが、アビタスなら1万円ですべてサポートしてくれます。
質の高い教材
Abitusの教材は、「スモールユニット方式」という方針で作成されています。
これは1つのトピックを20分に区切り、10分をインプット(講義)、もう10分をアウトプット(問題集)に充てる方式です。
この方式によりインプットとアウトプットが細かく繰り返されることで効率のいい学習ができます。
また全てのユニットがユニット番号でトピックに紐づけられているので、学習しているトピックに関連するトピックの講義や問題をすぐに参照することができます。
アビタスの教材は効率的かつ効果的に学習を進めるための工夫がたくさん施されています。
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おすすめ第3位 プロアクティブ
講座費用 | 通学・通信:395,000円 e-learning:319,000円 |
単位取得費用 | 3単位ごとに33,000円 |
校舎の数 | 1校(虎ノ門) |
教材 | ☆☆☆ |
受講可能期間 | 5年 |
合格実績
プロアクティブは合格実績では他の2校に比べると見劣りします。
その分、価格がリーズナブルであることがプロアクティブの魅力です。
トータルの費用
プロアクティブのメリットは料金がリーズナブルであることです。
他の予備校は講座費用だけで50万円以上かかるところ、プロアクティブは30万円台です。
ただ、資格取得には3単位ごとに33,000円追加で費用が掛かるので注意が必要です。
トータルでの費用については上記の料金比較表をご参照ください。
資格取得までのサポート
プロアクティブは一度受講料を払えば受講可能期間は5年間と長いです。
5年間の間なら学習や受験のための手続きのサポートも受けられます。
また、単位も自宅のPC受験で取得することができます。
また、追加費用30,000円が必要ですが、試験合格後の資格取得手続きのサポートも受けることができます。
資格取得までのサポートは充実しているといえます。
教材
プロアクティブの教材は全て英語で書かれており、英語が苦手な方にとっては少し学習がしずらいかと思います。
また、単純に教材の量が他社と比較してとても少なく、この量では合格までの範囲をカバーしきれていないという評判が多いです。
PとAの量の差がすごい(笑)
A校テキストのおかげでP校の講義内容も少しずつ理解が追いついてきた気がする◎
育休期間も残り1か月ちょっとだし明日からも頑張ろう!! pic.twitter.com/a6JsHrPE4j— とも🐶 (@tomo_dailyworks) October 18, 2021
プロアクティブ申し込む前に、悪評を聞いていたから前もって関連知識を入れてた。BECではITが含まれるから、ITパスポートの資格とったし、FARでは工事進行基準も範囲だから日商簿記二級だけではなく、建設業経理士二級もとった。教材が全部英語だから、TOEICも当時600点だったけど800点まであげた
— マンモス西 (@mammoth_nishi4) October 27, 2021
【USCPAの年収】まとめ
結論
USCPAは年収600万〜2,000万円のキャリアを築くための強力な武器になる。
USCPA取得におすすめの予備校はCPA会計学院。理由は圧倒的に費用が安いこと、学位取得などトータルサポートだから。
以上がこの記事の結論です。
CPA会計学院へのリンクは以下(まずは、割引券がついていることがあるので資料請求がおすすめ!)
USCPA向けの予備校は、以下の記事でいろいろな角度から比較しています。よかったらこの記事も読んでみてください。

【徹底比較】USCPA(米国公認会計士)予備校おすすめランキング
USCPAの取得を検討している方、USCPA試験向けの予備校選びに迷っている方向け。内容⇒USCPAの概要、メリット、予備校、予備校比較ランキングetc。この記事を読めば、おすすめのUSCPA向けの予備校やUSCPAの難易度、合格までの勉強時間、受験方法などがわかります。