マイナビ会計士の利用を検討している人「転職のためにマイナビ会計士を利用しようと思うが、転職サイトは他にも色々ある。転職は慎重に行いたいので、転職サイトも評判のいいところを利用したいが、マイナビ会計士の評判はどうなんだろう?」
この記事ではこういった疑問に答えます。
先に結論
マイナビ会計士の評判はとても良い。公認会計士には最もおすすめの転職エージェント。
①公認会計士向け案件数が業界No.1②公認会計士の転職に精通しているのが、マイナビ会計士の強み
会員登録は以下で行うことができます。
この記事を読んだら
マイナビ会計士の評判がわかります。
マイナビ会計士利用の流れがわかります。
この記事の信頼性
この記事の筆者は、元・会計系専門の転職エージェントです。
目次
【マイナビ会計士の評判】①口コミ
先に結論
むしろ評判はとても良い。
ただ、どこの転職エージェントでも同じだが、担当の営業さんには当たりはずれがある。
早速ですが、マイナビ会計士についての口コミを紹介します。
良い意見
25歳 公認会計士(男性)
転職元:BIG4監査法人(4年目)→転職先:上場ベンチャーの経理部長
年収:800万円→800万円
大学在学中に公認会計士試験に合格して、BIG4監査法人に入りました。入社前は希望にあふれていたのですが、入社後は業務内容にやりがいを感じないこと、20年以上働けるのは限られた人だけということに不安を感じたこと、この2つを動機に転職を考えるようになりました。
私は監査法人に入社して4年目のシニアスタッフで、年収は800万円ほどでした。転職先に求める条件は①年収が落ちないこと②今後の成長が見込めるベンチャー企業③できればワークライフバランスがいいことの3つでした。私は監査の経験しかなかったので、経験のない経理への転職でこれだの条件すべてを満たす転職先が見つかるか不安だったのですが、マイナビ会計士の担当の営業の方との面談の際にこれらの条件を伝えると、すぐに5~6件の案件をご紹介いただきました。それらの案件はどれも私の希望に合った案件でした。その中からさらに3つに志望先を絞りました。その後はエントリーシートの送付は営業の方が行っていただき、すぐに3社とも面接が決まりました。結果としては3社全てから内定をいただくことができ、私は第一志望であった現在勤めている企業への転職を決めました。
マイナビ会計士の営業の方は、すぐに私の希望をくみ取って、希望条件に合った案件をご紹介くださり、とてもありがたかったです。
29歳 公認会計士試験合格者(男性)
転職元:BIG4監査法人(2年目)→転職先:会計事務所
年収:550万円→450万円
私は一般事業会社の営業として勤務しながら公認会計士試験に合格し、監査法人に入社しましたが、入社する前からゆくゆくは、自分の会計事務所を作って独立したいと考えていました。そのために、まずは監査法人で経験を積み、公認会計士資格を取得できればと思っていたのですが、実際に業務を行ってみると、監査法人での業務は会計事務所での業務には活かされない、将来独立するためには会計事務所で建研を積んでおくことが大切だと考えるようになりました。
そこで、会計事務所への転職を希望しマイナビ会計士に登録したところ、私の希望に合った、広い範囲の業務経験を積むことができる中小規模の会計事務所をご紹介いただき、転職しました。
マイナビ会計士は、会計事務所の世界をあまりわかっていない私に、まず会計事務所はこういうところだということを説明してくださり、それから色々な規模間の会計事務所をご紹介くださりましたので、納得のいく転職ができました。
34歳 公認会計士(女性)
転職元:BIG4監査法人(11年目)→転職先:中小監査法人
年収:1,000万円→700万円
私は大学新卒のタイミングから大手監査法人で勤めてきましたが、30歳の時に出産し、子育てが始まって以降、先のことを考えると、このままのワークライフバランスだと上手くいかないなと思うようになり、ワークライフバランスの良い企業への転職を志望しました。ただ、私は監査が好きなので、監査法人でワークライフバランスのとれた働き方ができたら良いなと考えていました。
マイナビ会計士に登録し、面談の際にそのことを伝えると、「年収は減ってしまいますが、とても働きやすい監査法人がありますよ」とのことで、現在勤めている中小規模の監査法人をご紹介くださいました。年収は多少減ってしまっても仕方ないと考えていたので、そこへの転職を決めました。
マイナビ会計士では女性の営業の方がご担当だったこともあり、私の希望をよく理解してくださり、とても丁寧にご対応いただきました。とても感謝しています。
33歳 公認会計士(男性)
転職元:BIG4監査法人(4年目)→転職先:大手企業の経理
年収:600万円→750万円
私は大手監査法人で勤務していたのですが、とても残業が多く、もう少し残業の少ない企業に転職したいと考えていました。また、監査法人ではIPO支援業務にも携わっていたので、その経験を活かして、IPOを目指すベンチャーの経理に転職できればと考えました。
しかし、マイナビ会計士での面談の際にそのことを伝えると「IPOを目指している企業の場合、激務になりやすい。もし、残業を減らすことが目的で、ベンチャーで働くことにこだわりは無いのなら、ほかの転職先も視野に入れたほうが良い」とのアドバイスをいただきました。実際、私はどうしてもベンチャーで働きたいというわけではなかったので、IPOベンチャーにはこだわらずに転職活動をすることにしました。
結果としては、毎月残用10~20時間のとても働きやすい大手企業に転職することができました。適切なアドバイスをくださったマイナビ会計士さんにはとても感謝しています。
悪い意見
33歳 公認会計士(男性)
転職元:BIG4監査法人(9年目)→転職先:コンサルファーム
年収:1,000万円→1,100万円
私はBIG4監査法人でマネージャーをしておりましたが、より自分の能力を生かせる職種に転職したいと考え、コンサルティングファームへの転職を決意し、いくつかの転職サイトに登録しました。
私は複数の転職サイトを利用したのですが、紹介くださった案件の数はマイナビ会計士が最も多く、条件もいい案件だったので、マイナビ会計士が紹介くださった案件への転職を決めました。マイナビ会計士は案件が多く、選択肢を多く持てたのでよかったです。
ただ一点だけ気になったのは、最初にご担当くださった営業の方は若い方で、業務内容ついてなどあまり話がかみ合わなかったことです。その点は、もう少し年配の営業の方に担当が変わられたことで解決しました。転職前にコンサルティングファームについて、いろいろな角度からご説明いただき、助かりました。
口コミ情報は上記のようなものが意見が多かったです。
担当の営業の方が合わなかったという意見がネットなどではたまに見受けられるようですが、それはマイナビ会計士というよりは個人の相性の問題だと思いますので、どこの転職エージェントでも発生しうる問題だと感じました。
むしろ、マイナビ会計士は案件が多く、希望条件に合った案件がすぐに見つかったという意見が非常に多かったです。
他の口コミも総合した評価は、次の章以降で解説いたします。
【マイナビ会計士の評判】②マイナビ会計士の概要
総合評価 | ☆☆☆☆☆ |
公開求人数 | 約500件 |
非公開求人数 | 全体の8割程度 |
対応地域 | 全国 |
紹介可能業種 | 事業会社、監査法人、会計事務所・税理士事務所、コンサルティングファーム |
紹介可能職種 | 経理、税務、財務、経営企画、財務・会計コンサルタント、戦略コンサルタント |
マイナビ会計士は公認会計士向け案件数が業界No.1であり、また公認会計士に特化していることから、営業の方が非常に公認会計士の業界に精通しています。
そのことから、マイナビ会計士の評価は最高の星5といたしました。
詳細なメリット・デメリットは次の章で解説いたします。
【マイナビ会計士の評判】③メリット
先に結論
マイナビ会計士は公認会計士向け案件数が業界No.1。
マイナビ会計士は公認会計士専門の転職エージェントなので、営業の方が公認会計士業界に精通している。
メリット①案件数が業界No.1
マイナビ会計士は、時期にもよりますが、案件数が公開しているもので800件ほどで、登録することで閲覧することのできる非公開案件は全体の8割程度と、業界No.1の案件数を誇っています。
転職サイトの最大のメリットは何といっても、たくさんの案件の中から自分に合った案件を見つけられるということだと思います。
ですので、案件数というのは転職サイトを評価するうえで、最も重要視する要素だと思います。
そういった意味では、マイナビ会計士は公認会計士向け案件数は業界No.1ですので、転職を検討している公認会計士の方は、転職サイトを利用するのであればまずはマイナビ会計士だと思います。
メリット②キャリアアドバイザー(営業の方)が公認会計士業界に精通している
転職エージェントでは、会員登録後に担当の営業の方と面談して、転職についての相談・案件の紹介を受けることになり、その後もその営業の方が内定までご担当いただくことになります。
ですので、転職エージェント利用の際には担当の営業の方の手腕が重要になります。
しかし、総合的な転職エージェントの場合、専門性が低いことから、あまり会計に関する仕事の内容や公認会計士の転職について、営業の方が詳しくないことがあります。
この場合、転職について営業の方に相談しても、あまり話がかみ合わず、なかなか希望通りの案件をご紹介いただけないということがあります。
しかし、マイナビ会計士は公認会計士の転職を専門に扱っていますので、営業の方が公認会計士の仕事や転職について皆さん精通しています。
そのため、こちらの希望や状況をくみ取るのが早く、こちらの希望に合った案件を案件をご紹介いただけます。
これは転職者にとっては非常に大きなメリットです。
メリット③年収の高い案件が多い
マイナビ会計士は公認会計士を募集する案件を扱っているので、当然ですが、案件の平均年収が高いです。
他の転職エージェントですと、簿記2級を要件としている案件なども当然あり、その場合はやはり年収は公認会計士を要件としている案件と比較すると低くなります。
公衆の職への転職を目指す公認会計士は、確実に高年収の案件の紹介を受けられるマイナビ会計士を利用すると、効率よく転職を進められると思います。
【マイナビ会計士の評判】④デメリット
先に結論
マイナビ会計士の営業の方の中には、あまり経験の多くない方もいる。
でも、これはどの転職エージェントを利用しても起こりうる問題なので、デメリットとして考えないほうが良い。
デメリット①営業の方には当たりはずれがある
マイナビ会計士は転職エージェントですので、サイトでの会員登録後に、営業の方との面談があります(詳細は「利用の流れ」で解説)。
そこでご担当いただいた営業の方が、実際に私たちの転職についての相談に乗ってくれ、私たちにあった案件を紹介してくれ、企業に私たちを紹介してくれます。
ですので、この営業の方がとても経験のある方だと、私たちの希望に合った案件を見つけてくださるのもうまいですし、企業への紹介もうまいので内定率が高まります。
ですが、口コミによると、マイナビ会計士ではあまりご経験の多くない営業の方もいらっしゃるようです。
しかし、これは当然ですが、どの転職エージェントを利用しても起こりうることですので、デメリットとしては考えないほうが良いかもしれません。
【マイナビ会計士の評判】⑤利用の流れ
先に結論
マイナビ会計士の利用の流れは
①サイトで会員登録する
②面談し、案件の紹介を受ける
③応募企業にエントリシートが送付される
④応募企業の面接
という流れ
この章では、転職エージェントの利用から応募企業からの採用までの流れをご説明いたします。
①サイトで会員登録する
まずは、マイナビ会計士のウェブサイトで会員登録をします。
会員登録は以下で行うことができます。
②面談し、案件の紹介を受ける
応募すると、「一度、ご面談にお越しください」という内容の連絡が来ますので、その案内に従い面談を後日行います。
面談は私服でも問題ないですがスーツでいった方が印象が良いです(エージェントにいい印象を与えておいた方が、エージェントも力を入れて応募先に自分をプッシュしてくれるはずです)。
面談では、担当の営業の方と自分の転職についての相談(自分のキャリアや転職先の希望条件などを伝える)を行い、その後、実際に案件の紹介を受けます。
もちろん、Webで先に案件を探しておき、「この案件に応募したい」と伝えることも可能です。
それらの案件の中から、実際に自分が応募する案件を決定します。
③応募企業にエントリシートが送付される
面談の際に応募することを決定した案件に、営業の方がエントリーシートを送ってくれます。
エントリーシートには、登録面談に持って行った履歴書が使用されますが、応募先の求める人材像に合わせて、エージェントが微妙に修正してくれたり、添削をしてくれます。
④応募企業の面接
③で送付されたエントリーシートにて、応募先で書類選考が行われ、書類選考が通ったら面接を行うことになります。
面接は通常2~3次面接まであります。このあたりは通常の転職活動と同じです。
面接の結果、採用されたら契約となります。契約書はマイナビ会計士にも送付されます。ここでマイナビ会計士のサイトに記載されていた募集条件と実際の契約内容にズレがないことが確認されます。
【マイナビ会計士の評判】⑥どういう人に合っているのか
先に結論
マイナビ会計士の利用がおすすめなのは
①公認会計士
②監査法人以外への就職を希望する公認会計士試験合格者
数ある転職サイトの中からマイナビ会計士を利用すべきだと思うのは、以下のような人です。
①公認会計士の方
まずは、やはり公認会計士の方です。
マイナビ会計士以外にも、会計・財務系について専門に扱っている人材エージェントなどはありますが、公認会計士だけを専門に扱っている転職エージェントはマイナビ会計士だけです。
公認会計士の方が転職する際には、マイナビ会計士を利用するのが最も効率的かつ効果的です。
②監査法人以外への就職を希望する公認会計士試験合格者
公認会計士試験に合格した方の約8割が毎年監査法人に就職します。
ですので、監査法人の採用活動は、公認会計士試験の合格発表の時期に合わせて行われており、就職もしやすいのですが、
監査法人以外への就職をしようとする場合、合格発表が11月ということもあって、どのように就職活動を行うべきかわかりずらいです。
その場合には、転職エージェントを利用するのがいいです。
転職エージェントの扱う案件は、職歴のある方向けの転職案件だけでなく、職歴のない方の採用案件もあります。
特に公認会計士試験合格者を雇用したいという企業はたくさんあります。
当然、マイナビ会計士もそういった案件もたくさん扱っていますので、監査法人以外への就職を希望されている方は、合格発表前に一度マイナビ会計士に相談しておくと、就職活動がしやすくなると思います。
【マイナビ会計士の評判】⑦まとめ
この記事はいかがでしたでしょうか。この記事に書いたことをまとめると以下です。
結論
マイナビ会計士の評判はとても良い。公認会計士には最もおすすめの転職エージェント。
①公認会計士向け案件数が業界No.1②公認会計士の転職に精通しているのが、マイナビ会計士の強み
会員登録は以下で行うことができます。
公認会計士向けの転職エージェントは以下で徹底比較していますので、よかったら参考にしてください。
転職エージェントを比較したい公認会計士の方、転職を検討している公認会計士の方向け。内容⇒転職エージェントとは?転職エージェントの比較、おすすめの転職エージェント、転職エージェントのメリット・デメリットetc。この記事を読めば、公認会計士向けの転職エージェントの特徴や利用法、おすすめのエージェントを知ることができます。
また、税理士向けの転職エージェントは以下で徹底比較していますので、よかったら参考にしてください。
転職エージェントの利用を検討している税理士の方、転職エージェントの利用方法の知りたい方向け。内容⇒転職エージェントとは?、転職エージェントの比較、エージェント利用の流れ、エージェントのメリット・デメリットetc。この記事を読めば、エージェントの利用の流れやおすすめの転職エージェントが分かります。