公認会計士試験用の予備校の通信コースを検討している人「公認会計士試験用の予備校の通信コースを検討しているが、通信コースはどういうものなのだろうか?」
この記事ではこういった疑問に答えます。
先に結論
おすすめの予備校はCPA会計学院。理由は①合格者数が圧倒的に多いから②講師への質問が最もしやすいから。
通信コースの対応が最も充実しているのもCPA会計学院。
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こんな人向けの記事です
公認会計士試験予備校の通信コースを検討している人
公認会計士試験予備校の通学と通信を比較したい人
この記事の信頼性
この記事の筆者は、2年の勉強期間で公認会計士試験に合格しています。
目次
公認会計士予備校の通信①通学と通信の違い
公認会計士試験用の予備校と言うと、有名なのはCPA会計学院、TAC、大原、LEC、クレアールの5つです。この記事では、この5つの予備校について、その講座の通信コースについて紹介していきます。
公認会計士試験用の予備校は、各社様々な講座を開いていますが、講座の受講方法としては、通学コースと通信コースの2つがあることが多いです。その2つを早速ですが、以下の表にて比較してみました。
通信コース | 通学コース | |
---|---|---|
授業料 | 通学と同じ(もしくは通信の方が安い) | 通信と同じ(もしくは通信の方が安い) |
教材 | 通学と同じ | 通信と同じ |
授業 | web・DVD | ライブ授業 |
校舎・自習室の利用 | 制限されている | 無制限 |
フォロー体制 | 電話・メール・SNSにて対応 | 対面で講師などに質問できる |
また、各コースの受講イメージとしては以下のような感じです
通学コース
校舎にて授業を受けながら他の受講生たちとカリキュラムに沿って学習を進めていく。校舎内の施設や校舎での講師への質問が自由にできる
通信コース
自宅にて授業の動画を見てカリキュラムを進めていく。講師への質問等は電話・メール・SNS等を使って適宜行っていく。
このような通学と通信の違いについてこの記事では詳細に解説していきます。
公認会計士予備校の通信②授業料
授業料ですが、結論から書くと、基本的には通学と通信で授業料は変わりません。ただ、通信の中でもDVDコースの場合、1つの講座について2~3万円授業料は高くなるようです。
DVDコースとは何か
通信コースは授業の視聴方法によってwebコースとDVDコースに分かれていることがあります。
webコース
授業の動画を、予備校webサイトにて視聴する。
DVDコース
授業の動画を、DVDにて視聴する。(DVDは郵送にて送られてくる。)
DVDコースとはこういったものです。つまりDVDコースの場合、授業の動画が録画されたDVDを郵送にて受け取り、それを自宅でDVDプレイヤーを用いて授業動画を視聴することになります。予備校では、DVDの焼き増し代が含まれているのでしょうか、同じ講座でもDVDコースのみ2~3万円高くなっています。
webコースならスマホでいつでもどこでも授業を視聴できるので、web環境がある方は絶対webコースがおすすめです!
公認会計士予備校の通信③教材
教材ですが、当然、通学でも通信でも同じものを使用します。通信でも通学生と全く同じ教材を使用しますので、この点も安心できますね。
ちなみに、最近予備校は、紙の教材とは別にデジタル教材というものを用意しています。デジタル教材とは、PDFデータの物やwebなどで読むことができるものなど、デジタルデータ版の教材です。
公認会計士試験用の教材は結構大きくて持ち運びに不便なので、このデジタル教材はとても便利ですよね。最近予備校では、このデジタル教材並びに紙媒体の教材の両方が入学時から標準装備でついています。
予備校各社のデジタル教材の導入の状況には以下です
CPA会計学院
テキスト・問題集の大部分がデジタル教材対応済み
TAC
テキストがデジタル教材対応済み
大原
テキスト・問題集にて、現在ベータ版でデジタル教材開始
LEC・クレアール
デジタル教材は現時点で未対応
この様な状況です。大手3社(CPA会計学院、TAC、大原)では導入が進んでおり、特にデジタル教材を一番最初に始めたCPA会計学院では導入がかなり進んでいる、という状況です。
公認会計士予備校の通信④授業・フォロー体制
次に、通信と通学での授業の受講方法の違いについて解説いたします。通信と通学で大きく変わるのはここだと思います。通信と通学の授業の受講方法はと以下のようになります。
通学
校舎に行って、実際に授業を受ける
通信
webやDVDで、授業の動画を視聴する
通学の場合、当然ですが実際に授業を受け、通信の場合は授業の動画を視聴するという形になります。
ここで一番の違いとなってくるのは、講師に質問できるかできないか、という点だと思います。
通学の場合、授業の後に講師にわからなかった部分を質問できたり、他の生徒に質問したりできますが、通信だと通学と同じようにはできません。ですので、ここで重要になってくるのがフォロー体制です。
メールや電話での講師への質問など、予備校各校は通信の方のフォローを行っております。各予備校のフォロー体制の詳細は以下です。
CPA会計学院
講師に電話・スカイプ・メールで質問可、校舎に直接言って質問も可、チューター(質問対応などを行っている公認会計士試験にすでに合格したアルバイトの方)への質問も可能
TAC
メール、zoomにて講師に質問可
大原
メール、電話、FAXにて講師に質問可
LEC
電話、LINEにて講師に質問可
クレアール
電話、スカイプ、メールにて講師に質問可
この様な状況です。比較してみるとフォロー体制はCPA会計学院が最も充実しているようです。
公認会計士予備校の通信⑤メリット・デメリット
ここまでで通信と通学の最も大きな違いは授業の受講方法で、授業料や教材には違いはないということを紹介しました。
他の通学と通信の大きく異なる点は、他の受験生と知り合えるかどうかだと思います。
通学の場合、実際に校舎に通って授業を受けるので、当然ですが他の受験生と知り合うことができます。そこで受験仲間を作って、勉強についてお互い質問したり、情報交換もできるかと思います。
通信の場合は、他の受験生と知り合う場所は無いので、受験仲間を作ったりするのは難しいです。
ただ、受験仲間というのは、情報交換などができると言うメリットもありますが、デメリットもあると思います。やはり、予備校で同じ目標を持った仲間ができると飲み会があったりします。それは親睦を深めるいい機会ですが、「そういうのは苦手」「勉強に集中したい」という方にとっては、こういった付き合いは邪魔だと感じるかと思います。
こういった点も考えると、通信のメリット・デメリットは以下のようになります。
通信のメリット
・通学と比べると、通学の時間がないので効率的
・周りの雑音がなく、一人で勉強に集中できる
通信のデメリット
・講師への質問は通学と比べたらしずらい(ただ、フォロー体制が充実した予備校ならこのデメリットは解消されます)
・受験仲間が作りにくい
これ以外の点は通信で通学と変わる点は特にないと思います。
公認会計士予備校の通信⑥まとめ
この記事では公認会計士予備校の通信のメリット・デメリットについて記載いたしましたが、いかがでしたでしょうか。予備校各社は、通信でも通学と同じように勉強できるようにとサポートを行っておりますので、通信でも通学とそれほど変わらないかと思います。
その中で、先述したメリット・デメリットを勘案すると、結局、一人で勉強するタイプの人は通信、勉強仲間を作って勉強をしたいタイプの人は通学が合っているのではないかと思います。
結論
おすすめの予備校はCPA会計学院。理由は①合格者数が圧倒的に多いから②講師への質問が最もしやすいから。
通信コースの対応が最も充実しているのもCPA会計学院。
CPA会計学院へのリンクは以下(無料授業体験がついてくるので、まずは資料請求がおすすめです)。
また、各予備校については以下の記事で比較していますので、よかったらこちらも参考にしてみてください。
公認会計士試験用の予備校を検討している人向け。内容⇒CPA会計学院,TAC、大原、LEC、クレアールという5つの予備校をあらゆる面で比較しています。