この記事ではかねてから公認会計士試験に独学で合格した筆者が、実際に使った教材・勉強法等を公開してきました。
しかし、2022年から独学で合格することは限りなく不可能に近い状態になってしまいました。理由は教材が予備校に入らないと買えなくなったからです。詳細は以下の記事で解説しています。
独学合格者の公認会計士テキスト完全まとめ【全て公開してます】
公認会計士試験の独学用テキストを探している方向け。内容⇒独学合格者の使った教材全て公開、全ての教材の解説、科目ごとの勉強法
そのため、筆者は現在は独学はおすすめしていませんが、この記事は参考用として残しております。
公認会計士試験を目指すか悩んでいる社会人「公認会計士を目指そうかと思うんだけど、会社を辞めるのは不安。だから仕事しながら挑もうと思うんだけど、公認会計士試験って仕事しながら独学で合格できるものなんだろうか?」
私は人材紹介の会社で正社員として働きながら独学で2年で公認会計士試験に合格しました。
この記事では、そんな私が上記のような疑問に答えます。
こんな人向けの記事です
公認会計士を目指そうか悩んでいる社会人
公認会計士試験の難易度を知りたい人
この記事の信頼性
この記事の筆者は、働きながら独学で2年で公認会計士試験に合格しています。
目次
社会人が独学で公認会計士になる方法①そもそも独学で合格できる?
そもそも公認会計士試験に、予備校に通わず独学で合格できるのかという疑問にお答えします。
まず結論から述べますと、公認会計士試験は独学で全然合格できます!
私が独学で合格したので断言できます。
むしろ独学だと以下のようなメリットがあると思います。
公認会計士を独学で目指すメリット
①自分のやり方で勉強を進められる。
②仕事と両立しやすい。
③予備校に通う時間を削れる。
でも、公認会計士に独学で合格するのは無理だとほとんどの人は言います。
それはなぜか?
理由は2つあります。
①合格者の8~9割が予備校出身だから。
公認会計士試験は毎年、1200~1300人ほどが合格するのですが、CPA会計学院,TAC,大原という大手予備校3つだけで1000~1100人ほど合格者が出ます。
他にもLEC,クレアールなど公認会計士用の予備校はあるので、毎年の合格者の8~9割が予備校出身者なんです。
予備校出身者は予備校での勉強を成功体験として持っているので、独学で合格するなんて無理だと考えています。
②昔は無理だった。
公認会計士試験に独学で合格するのは昔は無理でした。
なぜなら、教材が独学では入手できなかったからです。
でも今は、CPA会計学院という予備校が教材を全て外部にも販売しているので、教材に困ることはありません。
ちなみにCPA会計学院はここ数年で一気に合格者数が増えている公認会計士専門の予備校で、私も一番おすすめの予備校です。
ですので、もう一度言いますが、公認会計士試験に独学で合格するのは全然無理ではないです。
この辺りは以下の記事にもっと詳しく書いているので、よかったら読んでみてください。
公認会計士試験に独学合格は無理じゃない!【独学合格者が解説】
公認会計士試験に独学で合格するのは無理だといわれますが、全然無理じゃないです!無理ではない理由、独学で合格するための方法を教えます。
社会人が独学で公認会計士になる方法②働きながら合格できる?
公認会計士試験に挑む社会人は会社は辞めるべきか。
これはすごく難しい所です。
私は会社で正社員として働きながら合格しましたが、
私の働いていた会社は月に0~5時間ほどしか残業がなく、試験前には1週間休みをくれるとても勉強のしやすい会社でした。
そのおかげで私は平日は3時間、休日は8時間ほど勉強できていました。
もし自分の働いている会社残業が多く、毎日家に着くのが9~10時ほどになってしまうというような会社だったら、正直合格はできなかったと思います。
ですので私は、1週間に25時間以上の勉強時間がとれないなら、会社をやめた方がいいと思います。
公認会計士試験は合格までに3000~5000時間の勉強時間が必要だといわれています。
どんなに公認会計士に向いていても、毎日しっかり勉強する時間を確保できないのであれば、その会社で働きながら合格するのはさすがに難しいと思います。
社会人が独学で公認会計士になる方法③働きながら独学で合格した勉強法・教材
ではここからは、私が実際に行った勉強法・使った教材を紹介します。
私が効率をよくするために行った勉強法は以下です。
私が行った独学勉強法
①テキストはぜったいにノートにまとめない。テキストに直接書き込む。
②全科目を同時進行で進める。
③最初から模試をやる。
①テキストはぜったいにノートにまとめない。テキストに直接書き込む。
テキストをノートにまとめると膨大な時間がかかります。最初から綺麗にまとまっているテキストに直接書き込んだ方が絶対効率的です。
②全科目を同時進行で進める。
公認会計士試験は範囲がとにかく広いので、1つの科目に偏って勉強すると他の科目で勉強したことを忘れてしまい、効率が悪いです。
必ず全ての科目同時進行で進めましょう。
③最初から模試をやる。
勉強を始めて最初から模試をやってしまいましょう。
もちろん最初は0点です。だから、わからないところをテキストで調べます。
それを何度も繰り返しやります。そしたらいつか70点ぐらい取れます。
その時はもうあなたは合格できるレベルです。
こんな感じです。
私が行った勉強法は詳しくは下の記事にまとめてますので、よかったら参考にしてください。
公認会計士試験の効率のいい勉強法を知りたい人向け。独学で合格した筆者が解説。内容⇒公認会計士試験でやってはいけない勉強法と効率的な勉強法を紹介。
また、公認会計士試験用の教材は独学でもすべて入手可能です。
理由は上でも書いたようにCPA会計学院という予備校が教材を全て外部にも販売してくれているからです。
私が使った教材は全て以下の記事で公開しています。
よかったら参考にしてください。
独学合格者の公認会計士テキスト完全まとめ【全て公開してます】
公認会計士試験の独学用テキストを探している方向け。内容⇒独学合格者の使った教材全て公開、全ての教材の解説、科目ごとの勉強法
社会人が独学で公認会計士になる方法④まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事で書いたことをまとめると、働きながら独学でも全然公認会計士試験には合格できるということです。
ただ、ほとんどの方は「働きながらだと予備校に通うのは難しい」という考えで独学で公認会計士試験に挑もうとお考えなのだと思うのですが、
通信なら働きながらでも予備校の講座を受けることができます。
予備校の通信講座だとオンラインかDVDで講師の授業が見れます。
また、今はどの予備校も、SNSやメールで講師に質問できたりと、通信のフォロー体制を充実させています。
「自分で勉強計画を管理するのは不安」「講師の授業は見たい」という方は予備校の通信がおすすめです。
どの予備校がいいかは下の記事にまとめましたので参考にしてください。
公認会計士試験用の予備校を検討している人向け。内容⇒CPA会計学院,TAC、大原、LEC、クレアールという5つの予備校をあらゆる面で比較しています。