公認会計士試験用の予備校に入ろうと思っている人「公認会計士試験用の予備校に入ろうと思うが、何月頃に入れるんだろう?受講料など予備校がどんなところなのかも知りたい。」
この記事ではこういった疑問に答えます。
先に結論
予備校は各季節のコースを用意しているのでいつからでも入れる!
おすすめの予備校はCPA会計学院。理由は①合格者数が圧倒的に多いから②講師への質問が最もしやすいから。
CPA会計学院へのリンクは以下(無料授業体験がついてくるので、まずは資料請求がおすすめです)。
こんな人向けの記事です
公認会計士試験用の予備校の入学時期を知りたい人
公認会計士試験用の予備校がどんなところか知りたい人
この記事の信頼性
目次
公認会計士予備校はいつから?①いつ入学できるの?
公認会計士試験向けの予備校の入学時期ですが、早速ズバリ答えます。
答えは
「いつでも入れます」
予備校にはコースがあります。「1.8年短期合格コース」とか「4月入学コース」みたいな感じです。これらのコースによってもちろん入学時期はある程度定められてはいますが、入学時期はズレても予備校が対応してくれるし、コースは季節ごとに用意されているからです。
1~2月くらいに始まるコースがあれば、3~4月頃に始まるコースもある、5~12月もまた然り、ということです。
ですので、入学したいと思った方は、思い立ったが吉日。資料請求してみて、ここに入学したいなと思ったらすぐに申し込んでしまいましょう。
ちなみにおすすめの予備校はCPA会計学院です。理由は圧倒的No.1の合格者数を誇ることと、生徒のサポート体制が充実しているからです。
公認会計士予備校はいつから?②何月に入学するのがベター?
「いつでも入れるのはわかったけど、じゃあ、いつ入るのがより良いんだろう?」
次はこんな疑問に答えます。
答えはやはり「公認会計士を目指そうと思った瞬間」です。いつ入るか悩む暇があるなら早く勉強を始めた方が有利だからです。
ただ、短期合格を目指す方へのおすすめの入学時期はあります。それは12月あたりです。
なぜかと言うと、公認会計士試験は1次試験が5月と12月、2次試験が8月にあるのですが、5月の1次試験に合格して、直後の8月の2次試験に合格するのはかなり難しいです。理由は、5月の後の3か月しか2次試験への準備期間がないからです。
ですので、短期合格を狙うなら、12月に1次試験を合格して、8月の2次試験に一発合格する、というのが最も多いパターンです。
ただ、1次試験合格のためにもかなりの勉強量は必要なので、短くても1年ほどの勉強期間は必要と考えてください。
ですので、
12月あたりに勉強を始める→次の年の12月の1次試験に合格→8か月2次試験に向けて勉強→8月に二次試験に合格
勉強期間をできるだけ短くしたい人にとっては、これが最も一般的なパターンかと思います。
もちろん、1年足らずの勉強期間で合格する方、5月に1次試験を合格して直後の8月の2次試験に合格する方もいらっしゃいますが、最も一般的な短期合格のパターンは上記のパターンだと思います。
公認会計士予備校はいつから?③予備校ってどんなところ?
概要
公認会計士試験用の予備校には以下のような特徴があります。
・期間はだいたい1.5~2年
・入学すると教材一式が支給され、それをもとに勉強をしていく。
・通学コースと通信コースがある(たいてい、通信コースは教材は家に郵送されてきて、授業はwebやDVDなどで視聴するというスタイル)。
・合格後の就職活動もサポートしてくれる。
こんな感じです。
公認会計士試験は難関試験ですので、予備校に入っても相当量の自習は必要ですが、予備校で授業や答練(模試みたいなもの。この問題を解くのが予備校での勉強の中心になる。)を実施してくれます。
費用(受講料)
受講料はコースによって異なりますが、だいたい以下のような感じです。
大手(CPA会計学院、大原、TAC)・・・75~85万円
LEC,クレアール・・・40~50万円
高いと感じるかもしれませんが、これで教材一式全てもらえて、2年ほど通えると考えると、そこまで高くないと思います。
どの予備校が良いの?
公認会計士試験用の講座を行っている予備校はCPA会計学院、大原、TAC、LEC、クレアールの5つが有名です。中でもCPA会計学院、大原、TACは、この3校だけで公認会計士試験全体の合格者約1,300名ほどいる中の、1,000~1,200ほど毎年輩出している大手です。
これら予備校の比較は以下の記事で行っていますので、よかったら参考にしてください。
公認会計士試験用の予備校を検討している人向け。内容⇒CPA会計学院,TAC、大原、LEC、クレアールという5つの予備校をあらゆる面で比較しています。
公認会計士予備校はいつから?④おすすめの予備校
先に結論
おすすめはCPA会計学院。理由は通信コースのサポート体制が一番充実しているから。値段が気になるならLECもあり!ここでは、おすすめの予備校をご説明いたします。
私が予備校を評価するうえで重要視している点は以下です。
・教材はわかりやすいか
・授業はわかりやすいか
・通信コースに対するフォロー体制
・デジタル対応
教材・授業のわかりやすさは当然ですが、こちらからの質問にしっかり答えてくれるかというのは、とても重要な点の一つだと思います。質問しても疑問が解決しなかったり、なかなか質問できない環境だと勉強の効率が落ちるので。
また、予備校に入っても学習の中心は自習になりますので、自習のしやすさ(いつでもどこでも学習できるか)と言う意味で、デジタル対応も重要な点の一つです。教材や授業がネットで見れたり、ネットから質問ができると勉強の効率が上がります。
また、学生や勉強に専念している方より勉強時間が限られる社会人の方には、やはり通信がおすすめです。理由は通学時間が省略できることと、通信のサポート体制が整っている予備校なら、通信でも通学と比べて差がほとんどないからです。
これらの点から、私がおすすめする予備校はCPA会計学院です。正直、今入学するならこの予備校一択です。また、コスパ面を重視するならLECです。
CPA会計学院
受講料 | 60~85万 |
直近の合格者数 | 786名 |
校舎の数 | 5校 |
CPA会計学院のメリットは以下です。
驚異的な合格者数
教材・講師の質の高さ
デジタル対応が最も進んでいる予備校
通信のサポート体制が予備校の中で最も充実している
驚異的な合格者数
CPA会計学院(通称:CPA会計学院)は2023年の合格者数トップの公認会計士予備校です(2023年 合格者数786名 合格者占有率50.9%)。
公認会計士試験の予備校は、TACと大原が昔からの大手で、2015年ほどまではこの2校で合格者の大半を独占していました。
そこに近年急成長したのがCPA会計学院で、2021年に合格者数でトップに立ち、今では合格者占有率50.9%と合格者の半分を輩出しています。
これだけ急成長した理由としては、講師の質の高さ、教材の質の高さ、サポート体制の充実が挙げられます。詳細を以下で解説していきます。
有名講師陣
CPA会計学院は数年前に他の予備校から有名講師を引き抜いており、講師の方はみなさん公認会計士会では有名な講師です。ですので、授業の質はとても高いです。
また、CPA会計学院にはチューターという制度があるのですが、こちらもとても評判がいいです。チューターとは前年に公認会計士試験に合格した方達のことで、大学在学中に合格した方が中心のようです。
CPA会計学院の校舎には講師だけでなく、このチューターが常駐しており、生徒の質問対応をしています。前年に実際に合格しているチューターの方々は知識が新鮮ですし、自分が抱えているのと同じような悩みを必ず経験しているはずなので、そんなチューターの方々に質問できるのは、とても有意義だと思います。
教材の質の高さ
CPA会計学院の教材はとても質が高いことで有名です。私も実際にCPA会計学院の教材を使ったのですが、とても良い教材でした。教材が分かりやすく書いてあることは当然として、私が非常に助かったのが、CPA会計学院の教材には、範囲ごとにA~Cの重要性が書いてあることです。
公認会計士試験の範囲の中には、ほとんど本番で出題されないので捨てるべき部分としょっちゅう出るので重点的に勉強すべき部分があります。A~Cの重要性はその判断に使え、それは学習の効率をグンと上げてくれます。
また、この重要性は答練や模試にも書いてあるので、実際の試験で「難しいので捨てるべき問題を捨てる練習」にも使えます。公認会計士試験では「難易度が高すぎて、解こうとするととても時間がかかるし正答率も低いので捨てるべき問題」が毎年必ず出題されます。
問題を解く練習も大切ですが、問題を捨てる練習も同じくらい大切です。その練習ができるのはとても助かります。
デジタル対応
CPA会計学院は大手予備校の中で最もデジタル対応が進んでいます。具体的には以下のようなデジタル化が図られています。
・全ての教材がwebでも読める。(もちろん紙媒体の物ももらえます)
・講義は全てwebでも受講できる
・講義は音声データ版もある(電車や寝るときにイヤホンで講義を聴ける)
ここまでデジタル化されていますので、いつでもどこでも勉強できます。勉強は電車やカフェでも勉強したいという方にとって、これはとても助かると思います。
通信のサポート体制
CPA会計学院の強みとして校舎に講師が常駐しているので、いつでも質問できると記載いたしましたが、CPA会計学院は通信コースの方も講師・チューターに質問できます。
その方法は電話・メール・Zoom・バーチャル校・対面と全ての質問方法がそろっていますので、通信でもわからないところはすぐに質問できます。
また、授業は上記のweb講義を視聴でき、教材は紙の物とデジタル教材の両方をもらえますので、通信と通学の差はほとんどないと思います。
まとめ
これら以外にも、CPA会計学院は公認会計士専門の予備校である、綺麗な自習室がある、女子専用自習ブースがあるなど環境が整いまくってます。
正直、本気で合格を目指すならCPA会計学院に入っておけば間違いないです。
CPA会計学院に入るなら、無料授業体験がついてくるので、まずは資料請求がおすすめです。
LEC
受講料 | 45~55万 |
直近の合格者数 | 非公開 |
校舎の数 | 29校+提携校 |
LECのメリットは以下です。
受講料が安い
企業法に強い
まずは確実に短答式に合格しに行くカリキュラム
最低限のフォロー体制・デジタル対応は整っている
受講料が安い
LECのメリットは何といっても受講料の安さです。大手3校(CPA会計学院、大原、TAC)の受講料が、コースにもよりますがだいたい75~85万円ほどであるところ、LECは45~55万円ほど、短答式までのコースなら278,000円となっております。
「安いんなら、その分質も落ちるんじゃないの?」
このように思う方もいらっしゃると思いますが、それほど他の予備校と変わりません。私は全ての予備校のテキストを読んで比較したのですが、テキストも他と大して変わりません。また、以下に記載しているようなLECならではの強みもたくさんあります。
企業法に強い
LECは法律系の資格に強い予備校です。ですので、LECは企業法にとても強いんです。
その最たる例としては、本試験問題の的中があります。
公認会計士論文式試験では2018年と2019年はかなり癖のある問題が出題されました。これは企業法が得意の受験生でも簡単には正答できない問題で正答率はとても低くなりました。しかし、LECはこの問題を直前答練で出題していたんです!2019年試験に関しては大問4問中3問的中という驚異的な的中率を見せました。
その結果、それらの難題を他の予備校生が落としたのに対し、LEC生は多くが正答し、企業法の偏差値でLEC生が他の予備校生に大きく差をつけました!
これは、司法試験や司法書士などの法律系資格に強いLECならではの強みだと思います。公認会計士試験は偏差値方式ですので、科目で平均点以上の得点を残すことができるととても大きいです。LECに入れば企業法で他の受験生に大きく差をつけ、合格に大きく近づけるかもしれません。
まずは確実に短答式に合格しに行くカリキュラム
公認会計士試験は短答式(1次試験)と論文式(2次試験)がありますが、通常、予備校では最初から短答式と論文式の知識の両方を教えておきます。
この学習カリキュラムは
「まずは短答式に集中して、確実に短答式に合格したい」
という考え方の人は、「論文式については短答式合格後から教えてほしい」と感じると思います。
私もそういう意見であり、短答式もとても難しいので、まずは確実に短答式に合格しに行くべきだと思います。ですので、このLECのカリキュラムは私はとても賛成です。
また、「まずはしっかり短答式に合格したい」という人は、まずはLECで短答式に合格し、合格後に他の予備校の論文式コースに移籍する、というのはかなり有効な戦略だと思います!(実際、この戦略をとる人は結構います)
フォロー体制・デジタル対応
LECのフォロー体制としては「教えてメイト・教えてチューター」という制度があります。教えてメイトは受講生同士で質問しあえる機能で、教えてチューターはチューターの方に質問できる機能です。
どちらもオンラインから利用できるようなので、通信の方も質問は通学生徒同じようにできるようです。
また、デジタル体制としては、通信コースの方はスマホ・タブレットで授業の動画・音声データがダウンロード可能です!これを利用することで、通信の方はいつでもどこでも授業を見れます。
ただ、データ版の教材は無いようですので、教材は紙面の物のみです。
まとめ
ここまで書いたように、LECはとても安いですが、大手とほとんど変わらない予備校です。
コスパを重視する方にはLECがおすすめですので、LECに興味を持った方は是非以下のHPからお申し込みください。
公認会計士予備校はいつから?⑤まとめ
結論
予備校は各季節のコースを用意しているのでいつからでも入れる!
おすすめの予備校はCPA会計学院。理由は①合格者数が圧倒的に多いから②講師への質問が最もしやすいから。
CPA会計学院へのリンクは以下(無料授業体験がついてくるので、まずは資料請求がおすすめです)。
予備校の比較記事は以下になりますので、よかったら参考にしてください。
公認会計士試験用の予備校を検討している人向け。内容⇒CPA会計学院,TAC、大原、LEC、クレアールという5つの予備校をあらゆる面で比較しています。